「愛しのポルトガル」写真展と犬山城散策
(2013・12・7)

 なにか関連なさそうな表題になっていますが、今日のふらり旅の主目的はネット友達の写真家ポー君の「愛しのポルトガル」写真展を見に行くことでした。開催されているのは名古屋市の中心街、栄にある名古屋市民ギャラリーです。愛知県まで足をのばすので写真展訪問後に何処かへスケッチ散策しよう。そうだ名古屋駅から名鉄で30分ほどで行ける犬山へ、犬山城を訪問しようと決めて出かけました。



Part-1 まずは≪愛しのポルトガル展≫から・・・

 早朝、守山から米原経由で名古屋へむかう。土日は米原から豊橋行きの快速があるので便利だ。ウイークデイは大垣で乗り換えなければならない。乗り換え時間を入れて約2時間ほどで名古屋駅に着く。名古屋の中心街・栄は地下鉄東山線で2駅目だ。栄駅から12番出口で地上に出るとすぐに「中区役所朝日生命共同ビル」がある。名古屋市民ギャラリー栄はこのビルの8階、便利な所にある。
 

会場正面入り口から
ポー君、しげさん、舞さんが迎えてくれる。
お二人は2ヶ月前に守山まで「二人展」を見に来てくれたので話がはずむ。
写真作品を見ながら現地取材の話が弾む。



 今回のDMです。
 


作品展示の前でポーズ(^^;)
 


  
ポー君と相棒のしげさんはこの10年間で8回ものポルトガル取材旅行をされています。下の地図にあるように訪れた個所はポルトガル全土にわたっています。ラベルが貼ってあるところが今回の訪問地、スペインとの国境近くの要塞の町≪エルヴァス≫≪エストレモス≫のアレンテージョ地方の町でした。
詳しくはホームページ「愛しのポルトガル」をご覧ください。
http://www.geocities.jp/poukunkei/index.html
 


ポルトの町の路面電車
了承を得て作品の一部をアップさせてもらいました。

 


 この『愛しのポルトガル・山之内けい子写真展part22』は予定通り12月8日(日)に無事終了されました。この写真展への訪問者は6日間で1,300人を超えたそうです。大盛況おめでとうございます。



 ポー君の了承を得て今回のポルトガル写真から描かせてもらいました。



世界遺産になった要塞都市のエルヴァス、サンタ・ルジア要塞はほとんど壁しか残っていないとか・・・。
この要塞を上から見ると箱舘の五稜郭のように星形をしているとポー君から聞きました。



 


ポルトの町の急坂
丘の上には教会の塔が聳えている。
雰囲気を出そうとオイルパステルで描きました。



 

銀杏のある大通り
(名古屋市中区栄)
銀杏の黄葉が素敵だったのでスケッチをする。市街地もなかなか絵になるなあ。




Part-2 犬山城訪問・・・

 写真展からの帰り道、ちょっと回り道をして犬山へ。現役時代に犬山へは何度も来ているが犬山市街を散策するのははじめてのように思う。なのに犬山城へは以前に来たように感じるのはなぜだろう。これまでにも知らない街を歩いていて、このように感じることはよくあることですね。

13:30 犬山城の最寄り駅の犬山遊園駅で下車、木曽川遊歩道を下流方向に歩いて犬山城へむかう。



振り返って犬山橋(ツインブリッジ)を写す。



木曽川の川岸にはこんな岩が・・・
  




国宝・犬山城
(愛知県犬山市)

 木曽川のほとりから、小高い山の上の犬山城天守閣をスケッチしました。




 


犬山城への道(左へ)
ここにあった日本ラインの説明板には・・・
このあたりから見られる木曽川両岸の岩石とすぐれた景観がドイツのライン川に似ているというので、大正2年(1913)愛知県の生んだ有名な地理学者滋賀茂昻により、日本ラインと名づけられました。両岸の谷壁と山地はチャートとよばれる中生代に海底の底で堆積してできた硬い岩で、浸食されにくく尾根となっており、浸食に弱い砂岩や頁岩は谷となっている。
 


天守への道
浅い川が流れる左側が犬山城の小山です。
紅葉もまだ残っている。
坂道を上って行くと小山の上は平坦な台地・・・
すぐに針綱神社があり、その隣に三光稲荷神社がある。



 


三光稲荷神社
 


針綱神社
神社の前には屋台がいっぱい並んでいる。天守への入り口はと探したら三光稲荷神社の左手にあった。


 

天守への道には紅葉がいっぱい。土曜日とあって観光客も多かったです。



隅櫓と石垣
 
 


城門(天守への入り口)
入場料金 500円



紅葉の向こうに天守が見えている。



国宝犬山城

信長、秀吉、家康
天下人が奪い合った名城
 
 犬山城は室町時代 の天文6年(1537)に築城された。天守は現存する日本最古の様式だそうです。木曽川のほとり、小高い山の上に建てられた。「後堅固の城」で、天守最上階からの眺めはまさに絶景です。江戸時代の犬山城は中山道と名古屋道に通じ、真下を流れる木曽川による交易の要衝として栄えました。幾多の戦乱では三英傑がこの城を奪い合い、以降、震災などの歴史の荒波をくぐりぬけ、今に残る天守です。
 築城者は織田信長の叔父、織田信康。


別名 : 白帝城
立地 : 平山城
天守構造 : 望楼型 三重四階地下二階 複合型天守
廃城年 : 明治4年(1871)

(犬山城の栞より転載)






 
犬山城天守閣(国宝)
残念ながら天守はメンテナンス中、工事の足場やテントあって
スケッチする気が起こらないので、天守の見学に・・・。
天守の中へ入ると、狭い急な階段がつづく。
最上階(四階)の望楼からの展望が楽しみだ・・・・
 


伊木山(西方面の眺め)
眼下の木曽川に架かるライン大橋
対岸は岐阜県各務原市です。
 


岐阜方面(北方面)の遠望。
金華山山頂の岐阜城が見えていると言われたが?

天守よりの展望
木曽川の対岸は岐阜県で当時の美濃の国です。
 


ライン下りで有名な木曽川上流方面
正面の橋は犬山橋(ツインブリッジ)
(東方面の眺め)
 


名古屋駅のJRセントラルタワーズが望めた。
その手前の低い山の上には小牧城が見えている。
(南方面の眺め)
 


ライン橋上から見える犬山城
帰りは対岸を歩いてJR鵜沼駅まで歩きました。

 


15:35 名鉄の新鵜沼駅に到着
駅左手の階段を上ってると高架道ななっていて
JR鵜沼駅に連絡している。
 JR鵜沼駅に着いたら、タッチの差で岐阜行きの列車が出てしまった。このJR高山線の普通列車は1時間に二本、30分まって次の16:08発で岐阜へ。あとは東海道線で米原へ、連絡よく待っていた姫路行きの新快速で18:20無事守山へ帰りつきました。