伊豆半島ドライブ旅

2019年5月19日(日)・・・二日目
 いつもの友人夫妻に誘われた行った伊豆一泊の観光ドライブ旅の二日目です。この日は宿泊した雲見温泉からの帰り旅です。コースは隣町の石部の棚田、松崎の長八記念館と立ち寄って、土肥港へ。そこからフェリー便で清水港へ。あとはひたすら滋賀までドライブです。


朝食前にスケッチブックをもって雲見浜へ早朝散歩に出かけました。


早朝の民宿温泉街とお世話になった民宿です。



昨日登った岩山の烏帽子山頂上が見える。
 

雲見の浜からの烏帽子山


 

早朝の雲見浜風景
昨夕、富士山がかすかに望めた場所でのスケッチです。


 

雲見浜の足湯
 上のスケッチ場所のすぐ右後ろにこの足湯がありました。行ってみたら地元の方が丁度掃除中で残念ながら足湯はできませんでした。話を聞くと雲見で湧き出す温泉の湯温は以前とは違い、かなり低くなっているという。”民宿の温泉はとても熱かったですよ”というと、今はこの岩の向こうの源泉から温泉を引いていると教えてくれました。


 


烏帽子山と雲見漁港、
 景色を見るなら対岸の漁港の先の「思い出」岬へ行くよいいよと教えくれる。右端が「想い出岬」です。
 

スケッチ終えてから勧められた「想い出岬」へ・・・
 

雲見漁港の漁船を見ながら堤防へ向かう。
  

堤防の先では早朝から釣りをしている人達がいました。どんな魚が釣れるのだろう。
 

思い出岬の岩の上に登ると・・・
昨日登った烏帽子山が背後に聳えていました。
 

思い出岬の先端からの風景です。
残念ながら富士山は見えなかった。




雲見漁港
思い出岬の岩の上からのスケッチです。浜の後ろは雲見の街並です。



 早朝散歩の後、民宿に帰って朝食をすませる。帰り道の予定は先ずは近くの「石部の棚田」へ向かう。約15分くらいでかなり高い場所にある駐車場に着く。この日は石部の「棚田まつり」があるとのこと。朝から参加する人たちがやってくる。
   



 

石部の棚田
棚田の向こうには海が見える。



 この後、フェリー乗り場のある土肥港へ向かうのだが、フェリーの予約便は12:10発なので、まだ時間は十分ある。ということで友人夫妻は松崎の「長八記念館」に案内してくれるという。長八美術館には以前に行ったことがあるがあることは記念館は知らなかった。入江長八は江戸末期から明治初年代に活躍した漆喰の彫刻士。
 

なまこ壁の家
松崎の観光案内所の駐車場に車を止めて、長八記念館へ。
 

長八記念館に着く
ここは浄土真宗の「浄感寺」というお寺でした。
  

お寺のガイドさんに案内してもらった紫宸殿風作りの本堂です。
 

長八制作の漆喰作品「飛天-1」
 

長八制作の漆喰作品「飛天-2」
 

八方睨みの龍
(本堂の天井画)


 長八記念館を後にして土肥港に向かう途中、昨日立ち寄った「堂ヶ島」で休憩&お土産購入タイム。30分ほどの時間があるので、私は1人、昨日の遊覧船に乗るとき見えていた岩壁の散歩道を歩きに行きました。行ってみると「天窓洞(てんそうどう)」を陸側から見れる「西伊豆歩道(堂ヶ島コース)」というのに出会い、歩いてみました。
 

西伊豆歩道(堂ヶ島コース)の案内板

先ずは「天窓洞(てんそうどう)」を陸側から見よう。

 

 昨日、遊覧船で入った天窓洞を陸側からのぞき込む。自然の浸食のパワーってすごいですね。
 

散策コースマップ
 

 丁度干潮時、陸地から伝兵衛島(ぞうじま)へのトンボロ現象の道が見えている。
 

ぞう島と陸地の間に渡り道(トンボロ)が現れている。
(散策コースの展望台から)
                   三四郎島のトンボロ現象(県指定天然記念物)
 普段は海なのに、干潮時になると陸地から島へ幅30m幅の砂州ができ、陸から島へ歩いて渡ることができる珍しい現象。堂ヶ島瀬浜海岸の三四郎島(伝兵衛島・中ノ島・沖ノ瀬島・高島)でづ。歩いてみたかったが、フェリー便の予約があるので残念ながら立ち寄れませんでした。
  

洞窟めぐりの遊覧船乗り場右手に見えていた岩壁の遊歩道です。
このすぐ先の岩が亀岩です。


堂ヶ島で休憩した後、フェリー乗り場のある土肥港にへ。

 

12:00 定刻通りに乗り場にフェリーが近づいてくる。
この道路標識には県道”223”とある。数字をごろ合わせで読むと、富士山になる(^^♪。
 

清水港から来たフェリー
 

天気は良いが、フェリー甲板から富士山は見えず。


 フェリーは一時間ほどで予定通りに清水港に着く。清水で遅めの昼食(海鮮丼)をいただいて、後はひたすら高速道路を走って滋賀に無事帰り着きました。旅の計画と民宿予約に観光案内と運転は友人任せ、私たち夫婦は乗せてもらっての楽ちんの伊豆旅二日間でした。お疲れさま。