金沢市内散策とスケッチ
2003/10/15

 今年も私の誕生月に鉄道記念切符(一日JR西日本乗り放題)をいただきました。昨年はできるだけ遠くへと尾道から「しまなみ海道」を因島まで行きましたが。今回はスケッチ散策ということで金沢へ行くことにしました。鉄道記念日は10月14日、一日づれたが思い立って早朝の米原行き普通列車(5:58発)で出かけました。この切符は新快速電車と普通列車しか利用できません。ダイヤを調べたら4時間かかるとでました。
晴れていた空が米原を出たとたんに暗くなり雨が降り出してきた。天気予報どおり湖北から北陸は雨かかなあ〜と心配していましたが敦賀駅(7:35)につくころ晴れ間が顔をだしてきた(^.^)
ガラガラだった車内は敦賀から乗ってきた通勤客で座席はほぼうまる。福井に着くと通勤者風の人たちが下車してまたのんびりした車内となる。
小雨に煙る古戦場の賤ヶ岳、手前は余呉湖
金沢行き普通列車の車窓から撮影(余呉駅)
普通列車の車内スケッチ
10::00 金沢駅に着く。駅でさっそくしない観光マップを入手。城下町金沢周遊バス一日フリー乗車券を購入して15分間閣で運行されているレトロバス(写真右)で出発・・・
まずは浅野川大橋の橋場駅で下車、東茶屋街を散策。
藩政時代、金沢城下への入り口にあたる北国街道の浅野川(ひがし茶屋町)・犀川(にし茶屋町)両大橋界隈には、お茶屋が立ち並んでいた。通りに面して一階を揃いの出格子、座敷を構える背の高い二階を吹き放しの縁側とするお茶屋が立ち並ぶ町並み。
金沢といえばやはり兼六園と前田利家の金沢城ですね。レトロバスで兼六園下で下車すると道を挟んで金沢城と兼六園が見えている。どちらもえ入場料がいるので見学はパス(^_^;)。
兼六園入り口
金沢城の石川門と隅櫓
室生犀星の文学碑前でレトロバス下車。すぐ横の犀川を散策、金沢美大(?)が河川敷でオブジェを展示していました。
犀川にかかる桜橋を渡り高台の寺町へ。寺町からの金沢市外の眺め
寺町通りはその名のとおり沢山のお寺が軒を並べるようにして建っていました。寺町の先には「にし茶屋街」があるがここはパスして犀川大橋を渡って長町武家屋敷跡に向かう。
長町武家屋敷跡
長町武家屋敷跡
長町武家屋敷跡では着物姿のモデルさんの撮影や観光客でにぎわっていました。スケッチ散策のあと尾山神社に向かいました。
尾山神社・・・
加賀藩主前田利家公と正室おまつの方を御祭神とするこの神社は、明治6年(1873)に歴代藩主の別邸であった金屋御殿跡に建立された。
尾山神社神門(重要文化財)
ギヤマンがはめ込まれたり、和・漢・洋折衷様式を見せる神門は異国情緒漂う造り。銅板四柱造りの高日櫓に火を揚げて護身燈として兼ねて日本海を航行船の目標としたという。



東神門
金沢城で唯一のこる桃山風御殿様式の門で、旧金沢城二の丸にあった唐門を移築したもの。
旧金屋御殿の庭であり、築山池泉回遊式の庭園は江戸末期に作庭されたもので、かって辰巳用水を引き入れた池には三つの島と趣向を凝らした橋が配置され、書院庭園の面影を色濃く残している。