「ウッディパル余呉」主催の雪山ハイク
菅山寺スノーシューハイキング
大箕山 菅山寺(おおみやま・かんざんじ)
2018・2・18(日)

 雪山一人歩きは最近心細くなって、ここ三年は賤ヶ岳雪山登山もできていません。何処か日帰りで行ける雪山歩きのツアーがないかとネットを検索していたら、ウッディディパル余呉さんのHPで「菅山寺スノーシューハイキング」というイベントを知りました。年齢制限もなく、弁当、スノーシュー、ストックのレンタル付きで、¥4,500円とリーズナブルな参加費でした。登山口はウッディディパル余呉、余呉駅まで迎えに来てくれるという。スノーシューの体験がしたくて、さっそく申し込みました。




守山7:03発のJR長浜行快速に乗る。
彦根駅近く、雪もあり、晴れ間もある。ラッキー
  

雪の伊吹山
長浜への途中、車窓から望めました。
 8:20 定刻通り余呉駅に着きました。 


余呉湖と賤ヶ岳
(駅のプラットホームから)
 

余呉の川並集落
(駅のプラットホームから)
ウッディパルの送迎バスは9時、時間があるので賤ヶ岳の登山口まで行ってみよう。
駅から徒歩約10分ほどで登山口に行ける。下余呉の集落から登る。以前にここから二度登っているコースです。
 

民家の間の細い登山道を登ると、すぐにある鐘楼
 
鐘楼横から余呉湖が望める。
  

大岩山へ向かう尾根道を少し歩いてみました。雪の状態を確かめて、引き返しました。
菅山寺の積雪もこんな状態だろう。



9:00 余呉駅に戻ると迎のマイクロバスが時間どおりに来ている。
電車での参加は私を含めて5人、すぐに出発・・・。
 

10分ほどでウッディパル余呉に着きました。
案内所のカウンターで受け付けてもらう。
 

案内所の正面は赤子山スキー場になっています。



出発前にスノーシューの装着手ほどきを受ける。
 

歩き方教えてもらって、まずは練習です。
  

出発点からの光景です。準備OK、いよいよ出発です。
ウッディパルの男性スタッフ二人が前後について林道赤子線を登って行きます。
 

 いただいたガイドマップから、今日歩く菅山寺コースを赤ラインで書き入れています。
 

 先頭の男性スタッフが雪を踏みしめて道づくりをしてくれる。最初は元気よくスタッフ男性の後ろについて歩きだしたが、すぐに楽な後方に下がってしっまいました。初めてのスノーシュー、なかなかうまく扱えない。



林道大回りして10分ほどで赤子山スキー場の上に着く。


  

スキー場の上からの絶景
歩きだして間もないのに、もう息がきれてフーフー、汗も噴き出してくる。小休止でホッとする。




皆さん元気に歩いている。
私はついて行くのが精一杯(^^;)。
 

林道は急勾配がなくて助かるが・・・
それでもスノーシューで足がねを上げている。
 
 11:55 歩きだして1時間半、ここで一息つく。林道はこの先につづくが、ここから杉林の急登を登って近道を行くそうだ。


12:15 約15分ほどの登りで展望の開けた場所に着く。
 

余呉湖をバックに記念撮影です。



  
余呉湖や雪山が広がる絶景ポイントでした。


 

この先の急勾配を菅山寺目指して下って行く。
 積雪期でなかったら菅山寺へは尾根道を歩いて菅山寺分岐まで行くことになるが、いまは雪があるので、ここから菅山寺へ下れる。ちょっと急登で雪も深いがトライしようと案内される。


 



  菅山寺への雪面下りで、たどり着くまでに私は二度も転んで雪に潜り込んでしまいました。自力では脱出できなくて、スタッフの男性にスコップで掘り出してもらいました。雪崩にあって、自力ではなかなか脱出できないということを体験させてもらいました。

 

写真ではわかりにくいが、かなりの急勾配でした。


この先のお堂は五所権現
 

この池は朱雀池です。
 13:00 何とか全員無事に菅山寺境内に下れました。菅山寺へはスケッチなど兼ねて何度か来ているが、積雪期の雰囲気はなかなかのものでした。この少し先にある竜頭岩と近江天満宮のそばで、やっと昼食タイムとなりました。昼食後、寒山寺の本堂とケヤキの大木のある山門へ立ち寄ってから菅山寺の分岐まで急登の参拝道を登り返します。


菅山寺の本堂
菅山寺は無住の寺、本堂もかなり荒れています。

 

 菅山寺の山門と樹齢千年といわれるケヤキの巨木ですが、残念ながら山門右のケヤキの巨木は朽ちて倒壊していました。




皆さんが山門をくぐって見学に行くところをスケッチ
ユニークなスタイルの参加者のお一人、自称モンゴル人という方を描かせてもらいました(^^;)。


 


菅山寺山門とケヤキの巨木
2015年10月17日に訪れた時は健在でした。


 菅山寺の境内散策後、稜線にある分岐まで急坂の参拝道を登り返します。
下山口の坂口へは標高差約100mの登り、そこから参拝道を下って行きます。
この急坂をなんとかクリアーでき、やっと下山出来ます。
 

下山道途中での展望です。三角の山は山本山です。その先の琵琶湖は霞んでいて見えません。




16:07 やっと坂口側の登山口に降り立ちました。
 

この先の北陸自動車道をくぐって行くと坂口バス停です。


坂口集落にある菅山寺登山口
 すぐ傍の坂口バス停前からマイクロバスでウッディディパル余呉へ戻り、借りたスノーシューとストックを返却する。案内所では暖かいコーヒーのサービスがあって、皆さんホッとされていました。
 

JR余呉駅から見える菅山寺方面です。
 休憩後、電車組はマイクロバスで余呉駅まで送ってもらい、17:10分発の新快速で帰宅となりました。


一日行程約6時間の菅山寺スノーシューハイキングでした。
歩き疲れましたが、とても良い体験ができました。ウッディパルの男性スタッフには大変お世話になりました。感謝


参照 : 「ウッディディパル余呉」ホームページ