GPSナビゲータで唐櫃越

2004・3・23




この図は帰宅してからGPSに記録された軌跡をカシミールへダウンロードしました。
 ハンディGPSのお試し第4弾として、「里山・低山歩」本からハードでなくて4時間くらいのコースを探して威力試しにでかけました。




 選んだコースは「山城と丹波をむすぶ旧山陰道の間道ルート」唐櫃越(からとごえ)。さっそくカシミールでルート上のポイントを作成し、GPSに保存する。この道は明智光秀の本能寺攻めの道としても使われたとある。低山であるが沓掛山とみずき山もあるので楽しみです。

JR京都駅から地下鉄で四条へ、ここで京阪電車に乗り換え桂駅経由で上桂駅に下車。
まずGPSのスイッチONして衛星の電波を補足させて歩き出す。




踏切を渡って西へ直進する。住宅地を過ぎると鬱蒼とした竹やぶになる。坂道になり汗ばんできた・・・竹やぶに入るとここで「衛星信号ロスト」と表示がでて軌跡が途切れる。
10:36
竹やぶを抜けたら右手に六地蔵、左手は大きな墓地があり、振り返ると京都市街の展望が開ける。GPSも再び衛星を捕捉しました(^_^)
写真中央に京都タワーが霞んでいる(10:44)
展望のある墓地を抜けると静かな自然林の登山道になる。再び竹林の中の道が続く。左から道が合流してくる田尾の分岐をすぎ進んで行くと、ヨソゴ坂という分岐があり南側に展望が開ける。ベンチもあり早めの昼食をとりながら休憩する。11:39
ヨソゴ坂の分岐から真下に「桂坂野鳥遊園」が見える
その先には亀岡に向かう9号線があり、遠方にはなじみのあるポンポン山、その右手に小塩山、明神ヶ岳(右端)の山々がつづく。
急坂を登って行くと右手上から声が聞こえてくる。見ると数人の女性グループが昼食中だ。ここには小さな手書きの道標も木にかかってた。登ってみる、女性グループがいるところが沓掛山(415m)の頂上でした。狭い場所なので写真を撮ってすぐ先に進みました。先を急いだので三角点確認を忘れました(^_^;)。



沓掛山の頂上北側に開けた所から愛宕山を望む。
12:18
ところどころ展望のある道を行き、下ると視界の開けた舗装路に飛び出す。ここからはアスファルト道を右へどんどん進むことになる。12:56


なだらかな舗装道路が続く。


舗装道路から北東方向に比叡山が見えてくる。



愛宕山が雄大な姿で迫ってくる。
大きな広場を右に見て未舗装の林道を進む やがて林道が終わる。左手へ登って行く道が
みすぎ山(430m)へのルートになっている。


写真は宝泉寺横から亀岡方面を写す。
少し登ると送電線鉄塔のある開けたところに出た。ここがみすぎ山の山頂だ。三等三角点の横でしばし小休止。愛宕山も望めるが絵になりにくいので写真は撮りませんでした。



ここから谷筋へ急坂を一気に下ると宝泉寺横に出る。GPSのクリックスティックを押してポイントを記録「寺」と記入する。亀岡の一つ手前の駅、馬堀はもうすぐだ。



右端には保津川が流れている。保津川下りで京都の嵯峨まで戻るのはまだまだ寒そうだ。この時期営業しているかどうかはチェックしいません。また、馬堀駅近くにはトロッコ列車のトロッコ亀岡駅もあるが、交通の便を考えるとやはりJRだ。
JR馬堀駅着 14:50

 いつもわき道に迷い込む私にとってGPSでルート上のポイントをチェックしながら歩くことにより、コースから外れることなく歩けました・・・大変重宝なものですね(^_^)。GPSマニュアル読むのも理解するのも苦手なので、まだスマートには扱えませんが、その機能には満足しています(^_^)