河内の風穴を見に行く
(滋賀県犬上郡多賀町大字河内)
2020・9・1
 今日は先日テレビで見た”河内の風穴”へ行こうと午前6時に車で出発する。国道8号線は渋滞もなく彦根に、市街の手前で右折してR306号で河内へ向かったが、まだ7時半、風穴見学には早すぎる。途中、多賀大社にお参りしてから風穴へ向かおう。ついでにFB友のNさんがアップしていた多賀大社の”ケヤキ(飯盛木)の巨木を探してみよう。




多賀大社正門前、もう太陽はギラギラ照りつけて暑い。
   
 多賀大社の大鳥居をくぐって、先ずはお参りをしよう。
 

多賀大社本殿
 多賀大社は古くから「お多賀さん」の名で親しまれる滋賀県第一の大社です。ご祭神は「伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)です。日本最古の書物「古事記」によると、この両神は神代の昔に、初めて夫婦の道を始められ、我国の国土、続いて天照大神をはじめとする八百万(やおよろず)の神々をお産みになられました。


 お詣りした後、巫女さんに多賀大社の”ケヤキ(飯盛木)の巨木を探していると話したが、御神木は山の上で歩いてはムリと教えてくれた。どうも探している楠木とは違うようだが、知らないという。あきらめて、河内の風穴へ向かう。多賀大社からのルートは左下のマップをご覧ください。
   

 風穴入口へ午前8時頃に到着したが、準備中の男性がオープンは午前9時ですと言われる。




河内の風穴傍の渓谷

風穴オープン待ちに、風穴入り口前を流れるこの渓流でスケッチをしました。



午前9時、いよいよ風穴見学がはじまる。
 
 見学料金600円を支払い清流沿いを登って行く。あたりはひんやりとしてくる。 
 

しばらく行くとこんな急な石段の道になる。
 

旧石段に並行して設置してある鉄製の歩道を登る。
  ふり返るとだいぶ高度が上がっている。入り口から10分弱で風穴入口に着く。
中からひんやりとした冷気が噴き出している。長袖のシャツをもってきてよかった。
 

風穴入口冷気でもやがかかっている。
 


河内の風穴(石灰洞の横穴)は、鍋尻山北東尾根の地下を中心に広がっていて、芹川の支流であるエチガ谷に開口しています。総延長は約10,020mで、日本国内第4位の長さです。関西で最長かつ最も規模の大きい鍾乳洞です。観光洞として洞窟の一部が一般に公開されています。
 

風穴入り口
体をかがめて、這うようにして入って行く。
 

入ってきた入口を振り返る。
頭をぶつけないように、濡れた見学道で滑らないように注意して歩く。
 

少し行くと広い空間になる。
上の案内マップにある大広間という場所だ。
 

大広間を奥へと進む。
 

大広間の奥、天井に穴があり鉄梯子がある。風穴の二階への道だ。
 

風穴二回の行き止まり、引き返す。
  

幻想的な光景でしょう。
洞窟内設置の照明が日の出のような感じを出している。
 

大広間への戻りです。
 

洞窟見学を終えて山道を下って行く。
まだ時間はたっぷりある。もう一度多賀大社へ戻って”ケヤキ(飯盛木)の巨木を探しに行こう。


 


多賀大社前の通り






 多賀大社へ戻って、車を駐車場へおいて、多賀大社前の土産物店でソフトクリームを買って、楠木のスマホの写真を見せて店主に尋ねると、知っていました。この道を行くと簡単に見つかるが、歩いては遠いよといわれる。
 駐車場へ戻り、車で教えられた道を走って行くと、すぐにもつかりました。
 
   
 


 

男飯盛木から女飯盛木の中間から振り返った写真です。
男飯盛木が存在を示しています。


   
 


この後は往路来た国道8号線でなく、琵琶湖岸沿い野道を走って帰得ることにしました。

 

琵琶湖岸から見えた小さな島、たぶん多景島(たけしま)だろう。
  多景島は琵琶湖にある4つの島の一つです。琵琶湖には人が住む「沖島」、西国観音霊場がある「竹生島」は何度か行っているが、この多景島と「沖の白石」は行ったことがありません。一度行ってみたいなあ…。 
 

多景島
上の写真をズームアップ
 
多景島は、周囲約600メートル、長さ約200メートルの花崗岩でできた島です。島には、見塔寺、かねつき堂、誓いの御柱、日蓮上人の像などがある。
 


思い立っての河内の風穴見学でしたが、一時の残暑しのぎができました。