青春18キップの旅
3日目
です。

木曽御嶽山登山

御岳高原から王滝まで
(2012・8・29)

 木曽路3日間の青春18キップの旅も今日が最終日です。今回の旅の目的の一つであった御嶽登山もできた。さて午後の電車の時間までをどのようにすごすかまだ決まっていない。とりあえず木曽福島行きの一便バス(10時52分発)に乗ることに決める。まずはペンションの朝食までの時間を利用して銀河村キャンプ場を散策してみよう。御嶽山が展望できる場所があるというのでスケッチブックを持って早朝散歩に出かけました。




早朝のペンションしろがね



山野草が咲いている






ススキも穂をだしている。もう秋なんだなあ・・ 白樺林に囲まれたキャビン、素敵な雰囲気だ。



早朝なので誰も歩いていない白樺林。山野草も沢山咲いていました。



御岳銀河キャンプ村、白樺林の間から朝焼けの御岳山が・・・・





早朝の木曽御嶽山

ひやっとした爽やかな空気を吸ってのんびりとスケッチ、気持がよかったです。
(銀河村キャンプ場の広場から)





「歴史が香る山麓の道・御嶽古道遊歩」案内板
(銀河村キャンプ場管理棟前)

キャンプ場の管理のおじさんにお願いしたら詳しい冊子がいただけました。
その信仰の道を歩いてみたいと思って、ちょっと偵察したが荷物があると無理とわかる。
そこでバス道を王滝まで下ることにしました。

上の案内板のルートはここをクリックすると詳細が見られます。

発行  王滝観光総合事務所
〒397-0201 長野県木曽郡王滝村2758-1
TEL.0264(48)2257
http://www.ontake.jp/



8:00 スケッチした後、ペンションに戻って朝食をいただく。
朝食後、キャンプ村のバス停へ。
田の原始発の朝一番のバスが下ってきて、ここに着くのが10:52。
バスは11時15分に「王滝」に着くようだ。
もし、王滝でこのバスにマニアあなかったとしても
2時間後の第二便があう。今日中には滋賀に帰りつけるから大丈夫だ。



銀河村キャンプ場バス停
ここは登山口から12km下ったところにあります。
(田の原方面を見ている)




8:40 王滝へ向けて出発
一路こんな景色を楽しみながら
舗装路を下っていくことに・・・・



10分ほど下ってくるとこんな光景が・・・


御嶽を振り返る

さすが御嶽は信仰の山、昨日バスで上がってきたときに沢山であった光景だ。



王滝口大八番十二権現



有名な御嶽の百草丸の看板と雲にかかる御嶽

 十二権現バス停の時刻表を見ると10:54、なんとバスはここまでたったの2分。なのに歩くと20分もかかった。さすが下り坂は想像していたより早いなあ。王滝までバスは23分とすると、徒歩では230分(約4時間弱)もかかることになる。寄り道していたら間に合わない・・・・

風景を楽しみながら一路王滝へ・・・



新滝への下り道。



新滝への登り口

9:20 新滝へ下る自然歩道入り口に着く。滝が見たくてちょっと下って行ったが、荷物を持ち運ぶのが無理と判断してバス道に引き返す。 

バス道はすごく遠回り、迂回してバスてい「新滝」に着く。バス時刻表は10:57、バスではたったの5分だが、徒歩では1時間もかかった。自然歩道へ立ち寄る体力も残っていないので、滝見物はパス。


新滝道の入り口が中央に見える。
(バス道より)

新滝バス停から15分で、自然歩道沿いのもう一つの滝・清滝入口に着きました。ばすのじかんもきになるが、もう足にきていているので寄り道の元気なし、ここもパスする。







9:57 歩きだして1時間20分、まだかなりの高度だ。資料でチェックすると標高1,160mもある。目的地の「王滝バス停」は900mとなっている。

御嶽山資料館
御嶽寺神社に奉納された絵馬が展示されているという。また「強度料理ひだみ」が併設されているらしいが営業はしていないように感じた。どちらにしても先を急ぐのでここもパス。
 御嶽山といえば登山やりスキーエリアとして知られていますが、御嶽山はその名のとおり木曽御嶽本教の総本山なのです。山麓の道だけでなく下って来た車道沿いにも、このような霊神碑が沢山ありました。これは全国各地の御嶽講ごとに建立しているようでその数たるや膨大なものである。

講祖本社(普寛堂)
普寛行者による王滝口登山道の開闢(かいびゃく)によって王滝村は経済的にも大きな恩恵を受けた。その遺徳をたたえるために普寛堂が建てられた。






御嶽神社里宮
一合目〜二合目の間にありました。
この石段は438段もあると知って参拝はあきらめる。
 石段(参道)を登りつめると岩壁を背に社殿が建っている。古くは岩戸権現と称され、室町時代後期頃から御嶽三十八社の一社として信仰を集め、江戸時代には御嶽山頂に祀られた御嶽山座生大権現の里社として全国にその信仰が広まった。御嶽信仰の聖地。(いただいた資料より)



10:58 御岳湖が見えてきた。
ゴールはもうすぐだ。


11:04 もうすぐ王滝バス停だ。
バス停は王滝の中心街の
王滝観光総合案内所の傍にありました。
11:50発のバスにジャストフィット(^O^)/


 ペンション傍のバス停から乗車していたら20分ほどで王滝バス停(一合目)ついていたが、キャンプ村の管理人さんとの出会いで思いがけない御嶽信仰の聖地を体感することができました。3,000m級の御嶽登山を楽しめただけでも満足しているが、想像もしなかった御嶽山信仰エリアを歩くことができて有意義でした。それに、往復割引切符の失敗も、このルートを歩いたおかげで挽回できました。というのは王滝村では生活の利便を図って、ここから木曽福島駅(約40分)までのバス料金をなんと200円という安価な料金にしている。

 わずか3日間のミニ旅でしたが、いろいろ体験できて楽しい旅となりました。
夏の18切符の有効期限(9月10日)までになんとか使い切ることができました。