平地ハイクシリーズ
京都駅から清水寺

2003・12・9
 どこかへ歩きに行こうと守山駅から電車に乗るが行き先が決まらない。とりあえず京都駅行き、降りてから考えることにする(^_^;)。先週は壬生から嵯峨野方面へ行ったので、今日は東山方面にしよう。そうだ清水寺周辺の二年坂、産寧坂あたりを歩こうと思い塩小路通を東へ向かう。ちょうど昼時、高倉塩小路を右折したところにあるいつも良くはやっている”中華そば専門店”で腹ごしらえをする。

七条大橋を渡って三十三間堂前までくると京都国立博物館の赤いレンガの建物が目に入り、一度も見学していないのでちょっと寄り道することにする。宮廷建築家の片山東熊(とうくま)氏設計のフランス17世紀バロック様式を取り入れた本館はいま一部改装中で入れない。新館の平常展示室と庭園の展示作品を見てまわりました。本館の正面噴水の後ろで見えないが「ロダンの考える人」像がある。考える人は数多く作られたことはじめて知りました。京都博物館のものは、その中でも早い時期(1880)に鋳造されたものとか・・。
本館:国立博物館のシンボル。建物の雰囲気が好きで、よくスケッチに行く中央公会堂(大阪中ノ島)とその建築形式が似ている。
博物館正面ゲート
14:26 山科へ続く国道1号線の歩行専用の地下道をくぐり清水寺と京都トレイルの分岐点に着いた。足腰に不安はあるが、そんなに遠くないのでトレイルコースの山道をいくことにする。久々に歩く山道はやはり気持ちがいい(^.^)
東大路通を横断、豊国廟目差して坂道を歩いていく。豊国廟から左の地道に進むと京都女子大グランド横の細い道になる。そこを過ぎると渋谷通りの舗装道路にでた。作業中のおじさんに清水寺へ行くのはどっち?て聞いたら左へ下って行けという、山歩きをして行きたいので逆らって右へ登っていく。少し行くと東山トレイルで通った事のある交差点に出る。ラッキー!!
東山トレイルを歩いていると後から犬を連れた散歩の男性に追い抜かれる。マイペースマイペース(^.^)
14:59 東山トレイルの分岐点
ジグザク登りが終わって少し歩くと平坦な道になり清水山(242.5m)の頂上左を巻いて進む。高度計は230mをさしているが、頂上への道はわからない。
少しづつ下っていくと道標があり鋭角に右折すると将軍塚、森の小路へ、道標にしたがって直進したが、あとで間違いとわかる。少し行ったところで左へ分岐する路があったのだが地図を持っていないので見落としてしまいました(^_^;)。
急坂をどんどん下っていくと京都市外が見えてきた。
京都タワーが見える
京都市街の展望
さらに下ると雑木林になり展望はきかなくなる。突然道が無くなり柵と鉄条網が現われ「ここより護国神社境内有料」と書いてある。きょろきょろあたりを見渡すとお墓に沿って左手に小道があった。その小さなお寺は正法寺でした。石段をくだり山門を出ると舗装道路に出た。ほっ!!
やがて大きな通りにでたが清水寺は左右どちらへ行けばいいかわからない(-_-;)。またまた作業中のおじさんに聞いたら左が清水、右は高台寺と教えてくれた。秀吉の妻”ねね”さんの高台寺もはじめてなので行ってみることにする。

少し下ると先ほど柵止めしていた京都霊山護国神社だ。境内には幕末の志士、木戸孝允や坂本竜馬の墓がある。下山道の柵止めのところはどうも木戸孝允の墓あたりらしい。見学はパスして高台寺へ。
正法寺の石段と山門
二年坂入り口にあった案内板
高台寺
霊山観音
産寧坂
二年坂で舞妓さんが歩いていたので写真を撮らせてもらいましたが・・・足の運びが和風(うちまた)でない、祇園界隈でもないしと思っていたらやはり舞妓体験のひとでした。近くにそんなお店があるようでした。
15:45 やっと清水寺に着きました。
鴨川にかかる五条大橋から秋色の比叡山を望む
16:44 
夕闇に淡くライトアップした京都タワー
遠回りした清水寺遠かったです・・・・