嵯峨鳥居本から峠越えで清滝、高尾へ
京都市右京区嵯峨清滝)
(2014・6・8)
  この日は日曜写生会の6月例会に参加して京都の清滝へ行きました。私はいつものように早めに出かけてJR嵯峨嵐山駅から奥嵯峨の鳥居本へ。




鳥居本
 JR嵯峨嵐山駅から嵯峨野を散策して約1時間、奥嵯峨の鳥居本に着く。このまま直進すれば1km強で清滝に着くが、今日は初めての六丁峠への道(左へ分岐)を歩くことにしました。


上り坂の続く六丁峠への舗装路




  




嵯峨鳥居本「鮎の里つたや」
(写真上右)
F6 水彩
 嵐山から歩いてきた方向を振り返った風景を描きました。ただこの時は写生会の場所「清滝」へ急ぐため現地でスケッチしていません。帰宅してから写真を見て描いたものです。



 

道はどんどん登っていくと、やがて六丁峠が見えてきた。わずか15分ほどの歩きなのに汗ビッショリになる。

 

六丁峠に着く。
 


 峠には東海自然歩道の標識があり、ここから落合に向けて下りになる。ここで遅い朝食をとる。左端に山道があって、そこから登ってきたご同輩のハイカーは嵐山から歩いてきたという。興味をひかれたが、思案のすえ最初の予定通り清滝に向かうことにしました。
 

木々の切れ間から見える山並み


 

保津峡が見える。
 

愛宕山もところどころで望める。
くねくねと曲がる舗装路を下りきると落合に着く。
 


10:04 落合に着く。
ここから清滝川沿いに清滝へ向かう。
 


落合にあった案内地図
この日歩いたルートを描き入れました。
この時はまだ高尾まで行く予定をしていない。
  





左岸からこの橋を渡って清滝川の右岸へ。




   
この道は東海自然歩道にもなっていて人気ハイキングコースなのだろう。
けっこうハイカーに出会いました。 
 




清滝への途中、休憩もかねて時間をかけてスケッチをしました。




 

清滝川沿いをさらに進む。




 

 11:16 清滝の目印、赤い橋が見えてきた。先にバスで来ているスケッチ会のメンバーがこの周辺に集中して描いている。清滝は何度も来ているがこのあたりしか描くポイントがないようだ。あいさつしながら通り過ぎて高尾まで歩くことにしました。


清滝から空也の滝へ向かう舗装路を行く。
 
 

しばらく歩いて高尾への分岐に着く。
ここで舗装路と別れ下っていく。
 


川沿いの道までどんどん下る。
 


下りきったところから川沿いの道になる。
 
 
また高尾までは川沿いの道を歩きます。 


12:12 高尾に着く。
河原でキャンプする人たち・・・・
 



 高尾は清滝と違って観光地、土産物屋さんやホテルなどもある。ちょうど昼時、河原の床では川魚料理で宴会、賑やかでした。
 
 

 今日のゴールはここ高尾山神護寺と決める。ここから石段道の参道を10分ほど登ることになる。わずか10kmほどの歩きでしたが、けっこう疲れていて足が重たい。
 

 途中に茶店があって、冷たい生ビール飲みたかったけどお寺に行く前にはちょっと不謹慎、なんと思いとどまってパスする。


やっと山門が見えてきた・・・
 

金堂への石段
境内の奥にさらに石段がある。
 


立派な神護寺の金堂
 神護寺(じんごじ)は、京都市右京区高雄にある高野山真言宗の寺院。愛宕山(924メートル)山系の高雄山の中腹に位置する山岳寺院で、紅葉の名所として知られています。日本仏教史上重要な寺院で、本尊は薬師如来、開基は和気清麻呂です。
 
 


本堂の裏、一段高い所に多宝塔がある。
 


多宝塔から見える本堂の甍
すっかり夏模様となった空
 

歩いてきた道が見える。
境内から見える清滝川沿いのハイクコース
 


鐘楼
 境内を散策したが描きたい構図が見つからない。
何か一枚を描きたく思い、帰り際に山門を描くことにしよう。 






神護寺の山門




今回のスケッチ会でも、いつものごとくスケッチと歩きのどっちつかずの二足の草鞋を履いてしまいました(^^;)。
 

清滝川に架かる高雄橋
高尾バス停はこの橋を渡って再び登り返すことになる。


高尾のバス停前

 
 タイミングよく10分ほどの待ち合わせでJR京都駅行きのバスに乗れました。
これを逃すと次のバスまでは一時間待ちだ。幸運でした。