神戸散策、港町・中華街・異人館

2007・7・5



 神戸・元町のギャラリーで國松さん(大津市)の「足のむくまま近江再発見」歴史探訪スケッチ展が今日からはじまるので出かける。ギャラリエ・サンサカエは元町駅からすぐの元町商店街にある。ギャラリーは2階、さっそく國松さんの案内で作品を見せてもらう。この作品展は毎日新聞滋賀版に平成16年〜17年度(2年間)に掲載されたエッセイ付きのものでした。神戸の方に近江(滋賀)をより良く知ってもらおうと開催された個展でした。
沢山のスケッチブック(F3くらい)にはびっしりと正確なスケッチ、その裏には調査されたメモ(資料)が書き込まれていました。とても足のむくままとは思えませんでした。滋賀県30年と同じくらい住んでいるのに知らないポイントも多く、今後歩きまわる参考になりました。

個展会場を後にすぐ近くにある南京町(中華街)で食事してからスケッチもしました。



熱烈歓迎の赤い提灯のある南京町入口の長安門
カンカン照りのなか汗だくでのスケッチ、墨汁がすぐに乾いて線が走らない(^_^;)






食べ物屋がずらっと両側に並んだ南京町
一人でなかったらここで沈没しそうです。






元町の南京町の中の広場
どちらを見ても赤い色が目立つ、神戸はやはり国際都市ですね。




私も足のむくまま気の向くまま、次は近くの神戸港を散策しよう・・・


まずは近くのメリケン波止場へ、阪神淡路大震災の傷跡が残されている。
港のすぐそばを走る阪神高速神戸線と2号線の浜手バイパスがつや消しだ。
 メリケン波止場からスケッチ






神戸ポートタワー
高さ: 108メートル


神戸港の風景
後方は六甲山

 昭和38年(1963年)11月21日開設された世界最初のパイプ構造の観光タワーです。あの阪神・淡路大震災の震度7という大きな地震にもポートタワーは、びくともしなかった。





珍しい形の信号塔にはZ旗がなびいている。
中突堤からスケッチ





デッキで気持のよい海風に吹かれる



後方は六甲山脈


 中突堤を歩いていると、中突堤の旅客待合所の方から男性の大声、”神戸港クルーズの船が出るぞ〜”。聞いてみると40分で1,000円という。暑さでちょっと疲れたので海風に吹かれて休憩もよいかなと思って乗り込む。
 まずは川崎造船所から三菱造船所にそって港の外へ向かう。造船所には大型貨物船や大きな浮きドック、修理中?の潜水艦(なんか旧式みたいだな)が見える。
 10分ほどで港の外へ、右手遠方には明石海峡大橋が見えてくる。クルーズのコースは左へ、やがてポートアイランドに続く沖合の神戸空港(マリネア)が姿を現す。ポートアイランドに沿って港内へ、神戸大橋(ハーバーウェイ)の橋をくぐってからすぐにUターンして中突堤に帰る。あっという間の40分でした。




大きな観光船と造船所の大型クレーン



初めての潜水艦(なんか旧式みたいだな)




今度は山手の北野地区(異人館街)へ。神戸は坂道の街、汗をかきかき登っていく。



異人館街への途中にあった神戸教会。






異人館街の通り。





やっと異人館街でも有名な”風見鶏の館と萌黄の館のある高台に着く。何度も来ているので見学わやめる。しばし休憩しながらスケッチを一枚する。



萌黄の館の裏門から



風見鶏の館



萌黄の館




もう歩きまわるのはしんどい。そろそろ夕方、帰りは坂道を下るだけあっという間にJR三ノ宮駅に着きました。・・・梅雨の晴れ間は嬉しかったが蒸し暑い真夏の一日、疲れた〜