雪の湖北を訪ねて
2016・1・27

  この前の日曜日、1週間前に積もった雪が湖北にはまだ残っているだろうと思って出かけました。守山からJR琵琶湖線(東海道)で北上する。能登川あたりから残雪がある、雪景色がスケッチできそうだ。はめは近江長岡で下りて三島池からの雪の伊吹山を描こうと思ったが、見えてきた伊吹山は、あいにくガスがかかっていている。しかたがないの伊吹山スケッチはあきらめて、長浜スケッチ散策することに変更しました。



 駅で”長浜まち歩きMAP”をもらって、まずは盆梅展が開催されている慶雲館へ向かう。
※MAPをクリックすると拡大されます。


 

鈴鹿山系の霊仙山を望む
(長浜駅から)
 駐車場の後ろは長浜鉄道スクエア、その建物の後ろ、木が見えている所が盆梅展が開かれている慶雲館です。

 

旧長浜駅舎
 現存する日本最古の鉄道駅舎とある。ここは長浜鉄道文化館、北陸線殿下記念館が併設されていて、鉄道の歴史が見れます。現在のJR長浜駅舎も同じデザインで建てられているンを初めて知りました。


 長浜鉄道スクエアの向い側が慶雲館です。  
 

慶雲館入り口
 

 入り口を入ると庭園があり、この門をくぐると盆梅展が開催されている会場建物があります。
 

慶雲館の庭には大きな句碑がある。
 庭をスケッチと思ったが、気にいった構図が見つからず、庭を歩いただけで盆梅展も見ずに長浜の町へ向かいました。 
 

JR長浜駅
 左は長浜鉄道スクエアの建物です。このJR北陸線の踏切を渡って町中へ。この通りは明治ステーション通りとある。

 

 さっそく地酒を販売している酒屋さんがある。ここで利き酒していたらスケッチができなくなるので我慢して通り過ぎる(^^;)。
 

 米川に架かる朝日橋からの風景です。この橋を渡るとすぐ右に「長浜浪漫ビール」の店が、ここもパスです。左手には船板塀の建物が見える。
 

その船板塀の建物です。
交差している通りは北国街道です。
 

北国街道を横断して進むと絵になりそうな構図が・・・




 

北国街道街道から歩いてきた方向(明治ステーション通り)を振り返ってスケッチしました。


 

分泉堂
大手門通りの曳山博物館の前にあります。
この建物は江戸期の商家「銭作」という屋号の両替商です。今は近江に関する図書、俳句などの専門書など天守の好きな本しか置かないことにこだわり、まちづくりに関する図書を中心に品揃えしているそうです。
 店内奥にある庭に大通寺の狩野派岸駒の金屏風に描かれているという樹齢400年古木を見せてもらいました。
 

町中を流れる米川
スケッチしたいなあと思いながらパス・・・




 

ながはま御坊表参道
 正面は長浜別院大通寺の山門です。安土桃山時代の建築様式の信州大谷派の別院です。伏見城の遺構と伝わる大広間、円山応挙や狩野山楽らの襖絵など見どころいっぱいとMAPにありましたが、ここもパスしてしまいました。


 

長浜観光スポット定番の北国街道です。
奥に見えている建物は黒壁ガラス館です。
 

大手門通り
手前左の建物は人気の黒壁ガラス館です。
長浜の町をぶらぶら、あちこち歩き回っただけで、スケッチしたのは一枚だけに終わりました。
町歩きも飽きたので早めに引き揚げて湖西の雪状況をチェックしながら琵琶湖一周して帰ろう。



14:11長浜発の近江塩津行き乗る。
長浜からの北行は1時間に一本しかない。前もってチェックしておく必要があるのに
いつもながらの思いつき旅ばかりしています。


 

伊吹山雪景色
この写真は長浜駅を出発して数分、姉川の鉄橋の上からの伊吹山です。
晴れてはいるが、雄大な伊吹山はまだくっきりとは見えない。



14:30 余呉駅に着く。毎年、この駅から賤ヶ岳雪山登山をしている。登りたい衝動にかられたが、時間的に遅すぎる。
 

余呉湖と賤ヶ岳
登山はあきらめ、車窓から写真だけ撮って終着駅の近江塩津へ。



 

余呉湖と川並地区の家々
電車はこの後すぐにトンネルに入って行く。


 

近江塩津駅
14:40 連絡よく入ってきた湖西線新快速に乗って湖西の雪景色と雪山を車窓から楽しんで帰えることにしました。
 


 近江塩津の雪景色を見ながら長浜駅で買ったワンカップで雪見酒です(^^;)。
 

奥びわ湖の風景
(近江塩津を走る車窓から)
 

マキノから見える海津の集落
春の海津大崎は桜の名所として賑わいます。
 

マキノ駅を過ぎると冠雪した山々が見えてくる。
 マキノ駅から乗ってこられたスノーシューを持った登山者のご同輩に”どこの山を登られたのですか?と声をかけと大谷山へ登ってきたという。この時期でも一人歩きOKで良い山だと話してくれました。その山は私がよく登っているマキノスキー場後方の赤坂山から続いている山だが私はまだ登ったことがありません。私は毎年この時期は賤ヶ岳雪中登山をしているが、カンジキしか持っていない。スノーシューは興味があり前から欲しいと思いながら高価なので年一回の使用ではもったいなくて買えていない。その威力はどう?と聞くと、急な上り坂や下り坂は歩きづらい。それに嵩張るし重いのでカンジキの方がよいとの返事でした。お互い一人歩きが好きなので山歩きのついていろいろ話が弾み、あっという間に山科駅に着きました。大阪へ帰るという男性と別れて、私は東海道線に乗り換え、無事守山に帰り着きました。