2007・12・21

 京都寺町の画廊で出会った方からイベント資料(上の写真)と「高麗美術館」のチラシと招待券をいただきました。とくに白磁に興味があるわけではないのですが、美術館入り口の像(下の写真)に惹かれて出かけて来ました。京都駅からはちょっと遠いですが市バスで40分くらい、上賀茂神社近くの加茂川中学公前で下車するとすぐにあるこじんまりした美術館でした。





美術館の設立の経緯と正面玄関(美術館のチラシより)







館内の展示は写真撮影禁止ですが屋外はOKでした。



門を入ったすぐ左手に石像や石塔のある庭があります。土塀の形が面白い・・・



玄関は行った右手にある石造



2階のベランダにはいろんな瓶が・・・





秋季企画展の展示内容




陶磁器のことはほとんど知識もなく、興味も希薄ですがこの壺に描かれた龍の顔が面白くてスケッチしました。
内部展示の写真撮影は禁止でしたが、スケッチはOKでした。



青花鉄砂雲龍文大壺(せいか てっさ うんりゅう たいこ)・・19世紀後半・

 かって龍は王権のシンボルであって、一般で使われる器物に貴重なコバルトで龍を描くことが許されなかった。この厳しい規制がゆるまったのは19世紀から。この壺の龍は千年も生きたかのような歯が抜け、ひげも細い、権威の象徴であった龍が民衆の中に浸透していった。(展示の説明より抜粋)



かえる
青花白磁の水滴(せいかはくじのすいてき)
硯に水を注ぐための小道具



 18世紀の青花雲龍文壺(せいかうんりゅうもんこ)の壺には威厳のある龍の顔が描かれていました。




The sp irit of Koreanbeauty
石像



綺麗な小物
何に使うものだろうか・・・





高麗美術館の案内




帰りは近くの上賀茂神社にお参りしてから加茂川沿いを散策して地下鉄北大路駅まで歩きました。


上賀茂神社近くの風景
土塀と小川がつづく



加茂川沿いの木々も葉が落ちて静かな冬模様でした。