湖南三山・紅葉スケッチ

2007・11・19



 昨日・今日と急に冷え込んですっかり冬模様だ。紅葉も進んだことだろうと思って近場の湖南三山、常楽寺と長寿寺へスケッチに出かけてました。お寺の方も急に赤みが増したと言っておられました。
この寒さはつらいが、ラッキーなことに描いているうちに太陽が顔を出して素晴しい紅葉となりました。



常楽寺の山門(ミニスケッチブック)

 常楽寺は14世紀の二十八部衆造立勧進状、本堂再建勧進状によると、和銅年間(708)良弁が開基した阿星寺五千坊の中心寺院の一つであり、鎮護国家、鬼門除けのために元明天皇の勅命により創建された。平安後期、行胤が比叡山の末寺に位置付けたと考えられる。
(阿星山常楽寺の沿革より)

 滋賀県湖南市石部地区にある長寿寺、善水寺とともに湖南三山の1つに数えられる。
同じ地区内にある、長寿寺「東寺(ひがしでら)」に対して常楽寺は「西寺(にしでら)」と呼ばれている。






素晴しい黄葉の常楽寺境内
中央に三重塔、右に本堂
今回は見開きで一枚の大きな用紙になるF−6スケッチブックで描きました。






上の現場スケッチに帰宅してからちょっと作品風に加筆して遊んでみました。
どちらが好みかは人それぞれですね。





長寿寺の山門(ミニスケッチブック)

天台宗の寺院。山号は阿星山(あぼしさん)、本尊は木造地蔵菩薩(秘仏)。鎮守社は白山神社で本堂の東に隣接する。






山門をくぐった参道からの紅葉(ミニスケッチブック)

ここに拝観料金を徴収する小屋がありましたが、その外から描きました(^_^;)
以前は本堂までは行けたのに・・・・
その代り無料の駐車場ができていました。