京都水彩展を見に京都市美術館へ

2008・3・13

  絵友達から「京都水彩展」の案内状をもらっている。今日が展覧会の当番日と書いてあったので出かけてきました。いつものように歩きとスケッチ、欲張ってJR山科駅から山歩きをして南禅寺に行くことにする。まず疏水に沿って歩く。





疏水の最初のトンネル手前から山道へ入る。


 歩きやすい谷筋のゆるい坂道を行く。

JR山科駅から40分ほどで通りなれた山科毘沙門堂からの道に合流する。
 ここからちょっとした急坂を上ると峠に出る。そこからは平坦な道、道なりに進むと 変わった名前の「七福思案処」という分岐に着く。ここは人気の京都一周トレイルのルートのポイントになっています。大文字山・南禅寺・日ノ岡・日ノ岡大神宮・蹴上への分岐になっています。ここを直進して南禅寺境内に下山する。




南禅寺の奥の院と修行場への瀧道
 ここを過ぎるとすぐに駒ヶ滝「最勝院」、レンガ造りのローマの水道橋を模したといわれる水路閣(疏水)に出会う。もうここは南禅寺の境内だ。



 南禅寺を出て疎水沿いに歩いて行くとやがて平安神宮の朱色の大きな鳥居が見えてくる。右折して疎水に架かる橋を渡ると京都市美術館に着く。




京都市美術館の正面




受付で絵友達を見つける。

 さすが「京都水彩展」たくさんの力作に感動する。絵友達三人ともそれぞれに奨励賞、会員推挙、会友奨励賞をもらっていました。おめでとう(^O^)。ゆっくり鑑賞を楽しんだあとスケッチ散策しました。








滑り台やブランコのある小公園からの京都市美術館をスケッチ





京都市美術館と大通りをはさんで向かいあっているちょっと外国風の京都図書館
前面の壁にこのようにオリジナルの建物が残されている。後ろは近代的なガラス張りの建物でした。







高瀬川の一の舟入(いちのふないり)

舟入とは舟の荷の揚げ下ろしが行われた場所です。
米俵や菰に包まれた荷物を積んだ川船がその当時の雰囲気をかもしだしていました。




このあと遅い昼食をとるため京都スケッチの時やスケッチ展開催時などで行きつけの「アン・ドゥース」まで歩く。
アン・ドゥースのある押小路通りには古い町屋やお店があり、時々スケッチをしています。




ブルーの大きなのれんに大文字の「錺」が目をとめる。

 ところがこの字「錺」が読めない。なにやさんかのぞいて聞きたかったがお客さんが・・で聞きそびれました(^_^;)。
帰宅してから辞書で見たら「かざり」でした。

 ネットで調べたら ≪かざりや 鐐〈りょう〉≫ というお店でした。町家をそのままに、工房の通り側が店舗になっている。<鐐> は良質な銀を表し、 南鐐 から頂き、銀を中心にしたものづくりをしているとわかる。