マキノ高原から赤坂山(2010)
2010.6.24
 梅雨の晴れ間第2弾、当日行動できるのは暇人の特権だ。スケッチしようか山登りをしようかと思案しつつ湖 西の161号線を北上する。行き先に迷いつつドライブしていつの間にかマキノ高原に着いた。山の稜線上には真っ青な青空、緑いっぱいの広大なゲレンデ、吹く風は冷 たく心地よい。久しぶりにスキー場の背後にそびえる赤坂山へ登ることにする・・・・
赤坂山は5月にカタクリの花が咲くことで人気の山です。


マキノスキー場ゲレンデからの眺め

登山口の案内板には説明文が・・・下記に転載させてもらいました。
赤坂山歩道(琵琶湖国定公園)
 赤坂山歩道はマキノ高原から粟柄越、赤坂山(標高824m)、三国山(標高876m)を経て、黒河林道を通り、白谷集落までのおよそ12kmの自然探勝道です。この一帯、福井県との県境地帯は、琵琶湖国定公園に入っています。 赤坂山からは、琵琶湖の穏やかな広がりを眺めることができ、赤坂山頂上付近では、遠く白山(石川県)や日本海を望むことができます。




赤ラインが今日歩いたルートです。
※1997・5・11(日)には赤坂山から三国山、黒河林道歩いて山仲間と一周したことがある。

※2006年6月にあるいた記録も参考に見てくださいね。
・マキノ高原から赤坂山


スキー場登山口近くから見える赤坂山


8:46 登山開始・・・・
登山口からいきなり急な道がつづく



9:05 急坂が一段落し、展望が開ける。
森林の中をどんどん進むと・・・・


9:22 頂上方向が見える
もう少しで中間点の武奈ノ平に着くだろう


東屋の前で証拠写真を(^O^)/


赤坂山はこの山の陰で見えない。
頂上へは案内板横からまた樹林帯に入っていく。
登山道は送電線の鉄塔が案内してくれる。
9:30 武奈ノ平(483m)に着く。ここには東屋があるので、写真撮ったり水分補強したりでとゆっくり休憩する。


9:45 出発。すぐに水の音が聞こえてきて谷川に出会う


10分ほどで谷川と別れて山腹のジグザグ道へ。
木陰にはあちこちに淡い紫色の小紫陽花が・・・・
樹林帯を過ぎて日の当たる道へ。登山道右横に鉄塔が見えてくる。出てみると360度の素晴らしい展望が…


10:27 鉄塔の間から赤坂山の頂上が見えている。
右端の荒々しい崖は三国山への途中にある「明王ノ禿」だ。


粟柄越

左へ行くと滋賀県から福井県美浜町へ通じる。まっすぐ進んで赤坂山の頂上へ向かう。


 粟柄越えを過ぎてすぐ草原の中に一つだけ露出した岩がある。その岩には小さな石仏が彫り込まれている。山歩きの安全を祈願する。



先ほどの東屋で追い越されたご夫婦はすでに
頂上に立っているのが見える。もう少しだ・・・


10:40 頂上着、先客の登山者にお願いしてシャッターを押してもらう。


頂上からのパノラマ
左端のうっすらシルエット状の伊吹山から琵琶湖のすばらしい遠望、
登ってきた登山道は送電線鉄塔に沿ってたどれる。
眼下はマキノ町、琵琶湖岸沿いに高島市へとつづき比良山脈がつづいている。


赤坂山頂上からの三国山を望む
足がけっこう疲れている。三国山はあきらめて頂上で
ゆっくり展望を楽しみながら昼食&スケッチする。



赤坂山頂上から若狭湾が肉眼で確認できたが
デジカメでは捉えられない。
空は真っ青、梅雨の晴れ間の最高の登山日和だ。





伊吹山展望
赤坂山の頂上からのスケッチです。
 山ばかり重なっている風景を描くのはむつかしい。眼下には黒河林道から白谷の集落が望める。だいぶ以前に三国山から黒河林道へ下山してこのルートを歩いたことを思い出す。


11:30 下山は登ってきた道を引き返す。


調子ヶ滝分岐
ここから登山口へは0.5km、滝へは1.1kmと表示されている。同じコースを往復するだけではつまらないので調子ヶ滝へまわってみることにしました。


滋賀県にはめずらしい白樺が・・・分岐からどんどん下っていくとやがて幅広い林道に出会う。ここから林道を登り返して滝に向かう。


滝からの谷川



調子ヶ滝

梅雨の時期だろうか、いきよいよく水が落下して滝壷には水煙が上がっていた。
 調子ヶ滝はマキノ高原から整備された遊歩道を約2km歩いたところにある。滋賀県の観光情報HPには、「一の滝、ニの滝、三の滝からなり、二の滝には不動明王が刻まれていて、雨乞いの祈願などが行なわれる信仰の滝でもあります。」とあるが、この滝から先へは道がなくて行けなかった。調子ヶ滝と表示があった全長18メートルのこの滝が三の滝なのだろうか。