湖北のマキノ町を紅葉散策
滋賀県高島市マキノ町
2014・11・28
  昨夜、TVニュースで放映されていた色鮮やかに紅葉したマキノ町の”メタセコイア並木”があまりにもきれいだったので、急遽今日出かけました。車で行くと気ままに歩き回ることができないのでJRで出かけました。守山駅から山科駅乗り換え(湖西線)で1時間半でマキノ駅に着く。
 

9:25 JRマキノ駅着
 

国道161号線に出会う。
 マキノ駅構内の観光案内所で資料をゲットする。その一つ「メタセコイア並木を歩く田園と高原ハイキング」(JR滋賀を歩こう駅から散策ecoマップ)にはマキノ駅からメタセコイア並木道まで48分、そこから並木道を歩いてマキノ高原へは48分、折り返して称念寺薬師堂まで53分、ゴールのJRマキノ駅まで45分とある。係りの女性から”バスで行くなら15分待ちでマキノ町を巡回するバスがあるよ。ただし、逆回りコースなので並木道へは結構時間はかかりますよ”と教えてくれる。とりあえずこのガイドマップをもとに歩くこうと出発する。約5分ほどで歩くと国道161号線にであう。道標にはマキノ高原4.9Km、マキノピックランドは2.7Kmとある。この距離に驚いたわけではないが、もう一つゲットした「タウンマップ」に常栄寺の山門が見事と記されていたのを見て、マキノ巡回バスで行こうと気が変わり駅に戻る。バスは161号線で敦賀方面へ、追坂峠から巡回コースに入って行く。約10分ほどで常栄寺のある山中バス停に着きました。



バス停から山中集落へ入るとこんな秋風景が広がる。
農家のご夫婦がひなたで縄を編んでいる。天気は良いし暖かい。
常栄寺への道を聞き先へ進む。




集落に入ったすぐに朽ち果てたトタン屋根が見えている。
さっそく座り込んでスケッチを始めました。その後、教えてもらった道を歩いて常栄寺へ向かう。



   
  あちこちスケッチしたい所ばかりだ。村の方と雑談しながらもう一枚を描く。




ここで時間をつぶしてしまうとメタセコイヤ並木へたどりつけなくなる。
仕方ないので時間セーブ、鉛筆描きに筆で水をつけてフィニッシュとした絵です。
さあ、常栄寺を訪ねよう・・・



 

住まわれなくなった家もところどころに・・・

 

常栄寺の山門は修理完了したとこでした。
今は本堂を修理中、スケッチには向かないのでパス。
   
  山中の集落を後にマキノ高原を目指す。
   
巡回バスの路線道を歩く。

 

正面いマキノスキー場(マキノ高原)のゲレンデが見えてきた。
ここも描いてみたい構図だが、スケッチはあきらめて先を急ぐことにする。
 

赤坂山が近づいてくる。登ってみたい衝動に駆られるが、今日の目的はメタセコイア並木だ。

 

マキノのスキーゲレンデが間近に迫ってくる。

 

12:37 白谷バス停のある分岐に着く。
分岐 マキノ高原1Km 在原5Km
   
  周辺は素晴らしい秋色だ。このすぐ先から右の雑木林へ入って行く。
もうすぐマキノ高原だ。
   

マキノ高原の紅葉の林を抜けてスキーゲレンデへ。
 

遠い昔、このゲレンデで滑ったことを思い出す。懐かしいゲレンデだ。
13:00 ここでやっと昼食タイム。そそくさとおにぎりを食べてメタセコイヤ並木へ出発する。
約15分ほどの歩きで並木道に着く。


 

メタセコイア並木道
 この並木通りは2.4Kmもあり、約500本ものメタセコイアが植えられいるそうです。11月末までが見ごろだと聞いています。鮮やかなカーキ色、目が覚めるような紅葉の山々を楽しみながら遠回りしていたのでえこの並木道に着いたのは午後1時過ぎとなりました。午前中は太陽がギラギラまぶしいくらいに輝いていたのに午後になると雲が出てくる。ニュースで見たような鮮やかなメタセコイヤは残念ながらちょっと彩度を欠いている。何人かがスケッチしてたが、描くにはちょっと難しい。スケッチはあきらめて写真撮りながら並木道を行く。
 

メタセコイヤ並木っ道はこのように一直線だ。
 

太陽が雲から顔を出すとメタセコイヤの木々は鮮やかな色を見せてくれる。



 次の目的地はガイドマップに載っている低山、城山(稲山)です。室町時代には田屋城という山城があったという。登山口から約40分ほどで頂上へ行けるとある。頂上からの眺めよいらしい。楽しみだ。
 しかし、タウンマップ片手に進んでいったが、登り口が見つからないままに161号線の手前の川に着く。その交差点にパトカーがあり、警察官が通行止めをしていました。そこで、このタウンマップを見せて城山への道を聞くと、よくわからないが、どうも通過してしまったという。探している時間もないのでこの川に沿って湖岸周りでマキノ駅に行こうと決める。
 

振り返ると川に沿って随分と歩いてきました。
あの山の麓あたりからだから・・・

 

14:39 琵琶湖岸に着きました。
 橋には百瀬川と書いてある。マキノ駅へ行くにはかなり遠回りのルートになってしまった。
   
  ここは知内浜という。知内川を渡って湖岸を歩いて駅に向かう。
 

浜からの素敵な眺め
桜の名所の海津大崎と竹生島が見えてきた。
 

 青い屋根の建物はホテル、松林を挟んでマキノサニービーチ高木浜です。そこからマキノ駅は近い。
 


15:10 マキノ駅に帰り着く。
 だが、駅に着いて見ると電車は出たところだ。電車は1時間に一本しかない。近江塩津経由の列車も、京都方面、山科回りも同時刻の発車です。駅前にあった「地酒」という看板を思い出して時間つぶしに入ってみる。
 


地酒
 お店の人に地酒は?と聞くとこの二つを出してくれました。とりあえずこのワンカップを二つを買い、列車待ち一本飲んで時間つぶしをする。酔っぱらってはまずいのでもう一個はお土産にしよう。
  
 ここマキノ駅からは、どちら回りで帰っても切符代、かかる時間も同じ(1時間半)です。それで帰り道は来た道(湖西線)と違う近江塩津乗り換えの琵琶湖線で帰ることにしました。これで今日は電車で琵琶湖を一周したことになりました。
 

今日歩いたコースです。
赤いラインが歩いた道です。
マキノ駅から常栄寺のある山中までは循環バス(料金は220円均一)に乗りました。