真夏の信楽は暑かった
2006・7・22



 何度も訪れている陶器の里信楽です。穴窯と自然釉の作品で知られる神崎紫峰さんから信楽火祭りに合わせて「恒例窯祭り」をするとの葉書をいただきました。今年の春、穴窯に火が入ったときの強烈な炎を思い出してさっそく出かけてきました。
 部屋いっぱいに展示された作品を見せてもらった後、お話を聞かせてもらいました。陶器のこと信楽焼きのことなどほとんど知識のない私にもやさしく教えていただき、いつもこのオープンな姿勢ががうれしいです。今回も穴窯をスケッチさせてもらってお暇しました。




いまは静かな姿の穴窯でした。



窯焚き中の穴窯をスケッチさせてもらったものです。
炎が勢いよくゴウゴウと唸りをたてて迫力がありました。
2006年4月17日 



この日だけがラッキーにも晴れ、しかし強烈な蒸し暑さだ。祭りに合わせてせっかく来たので夜の火祭り待とう。ここ信楽は電車で来ると乗り換えもあり、とくに貴生川から乗り換えるこの信楽高原鉄道は一時間に一本と不便なのでいつも来るまで来る。時間は十分にあるので暇つぶしに乗ってみよう・・・道前の食堂で昼食をって発車待ちをする。次の駅「玉桂寺」まで切符を買う。



高原鉄道はこの信楽駅が終点です。



狸で有名な信楽、ホームでたくさんの狸が出迎えてくれますよ(^.^)





無人駅の玉桂寺前駅で降りる。

日・カナダ合作映画「KAMATAKI・窯焚」は雨のこの駅からはじまります。藤竜也扮する陶工の師匠が甥のカナダ人青年を迎えに来るシーンが思い出される。




玉桂寺の巨大な高野槙

 すぐにある吊橋を渡って玉桂寺へ、雨が続いた後なので茶色の濁流が流れていて不気味だ。
寺内は木陰で風が爽やかでした。
信楽駅までは約2kmたらずなので大戸川に沿ってぶらりぶらりと戻りました。





新宮神社

あまり暑さに新宮神社の木陰で休憩しながらスケッチしました。神社の森は大きな木々があり、木陰は涼しい風がある。



作品制作中の登り窯をまたまたスケッチに行く。



この登り窯は好きで何度も描きに来ています。


まだ3時、暑さですっかりバテてしまった。
火祭りは午後8時頃、残念ながらとうとう待ちきれずに諦めて帰宅しました(^_^;)。