美浜原発見学ツアー

2007・11・23



 自治会の行事に参加して関西電力「美浜原子力発電所」を見学してきました。原発見学なんてこんな機会でもない限り行くことはありませんね。往路のバス中で添乗された関電の方から美浜原発の概要説明があり、美浜の原発1・2・3号機の総発電量で滋賀県一県の電力がまかなえるという。それに福井県には他に関電の高浜発電所・大飯発電所、日本原子力研究開発機構の「もんじゅ」と「ふげん」、日本原子力発電・敦賀発電所と六か所もあるとのこと。そのなかでも美浜原発1号機は1970年(S45年 )大阪万博の時から運転を開始した原子力発電のパイオニアという話が印象に残りました。



伊吹山

 名神高速の米原ジャンクションから北陸自動車道に入るとすぐに冠雪した伊吹山の雄姿が大きく見えてきました。左側がセメント原料として削られて少し変形しているが富士山にとても似ています。




 敦賀インターチェンジで高速から国道27号線で小浜方面へ向かう。



野坂岳

 敦賀市街になると左手にいつか登りたいと思っている野坂岳の雄姿が見えてくる。頂上付近はうっすらと雪がある。





 敦賀市と美浜町の教会にある関峠のトンネルを抜けると前方に日本海が見えてくる。ここから右折して海岸沿いを原発のある丹生へ向かう。




美浜原子力発電所の遠望

左側の白い建物が美浜原発、中央の橋が丹生大橋。

 このあたりは波が高くサーフィンのメッカ(ダイアモンド・ビーチと呼ばれている)になっている。もう冬だというのに今日もたくさんのサーファーが波乗りを楽しんでいました。

 丹生大橋の右端に「美浜原子力PRセンター」があり、ここで原子力発電所の概要を展示とビデオで説明を受けました。2001年の9・11テロ以後厳重な警備体制が取られていて、発電所の内部見学はできない。そのかわりに関電のバスで発電所内の案内がありました。勿論場内の写真撮影は禁止でした。






美浜原子力PRセンターから原発の施設と丹生大橋をスケッチしました。
この丹生大橋を渡らないと美浜原発へは行けません。といっても島ではありません。






原発見学の後、昼食をした丹生の漁港をスケッチしました。天気は良かったがさすが日本海ですね、風が冷たかったです。

 このあと同じ道を引き返して、敦賀市内ではおなじみの巨大な海産物土産センターの「日本海さかな街」に立ち寄りました(*^_^*)。