三上山(近江富士)山麓散歩
2018・12・29

 今日は久々にホームグランドの三上山(近江富士)に登ってみようと思い立つ。表登山道の登山口までは自宅から歩けば約1時間、車なら約15分ほどで行けるが、今回は初めての道、妙光寺山と三上山の間にある「御池」から登ってみよう。アプローチは守山の隣駅、JR野洲駅から歩くことにしました。




チョッピリ雪が見える三上山(近江富士)
野洲駅から約30分、妙光寺の集落を過ぎて御池の手前に着く。
この道の突当りに見えている土手が御池です。
 

 御池の池畔には小さな社の「三上神社」があります。その参道入り口に着く。近くにあるよく知られている「御上神社」と同じ読み名なのでややこしい。
 

 御池の堤防上に上がると見える三上山です。だが、参道入り口の柵に鍵がかかってあり入れない。以前に来た時は柵はあったが、鍵がなく自由には入れたのに・・・
 しかたないので戻ろうとしていたら、反対側の入り口から男性が手招きする。行ってみると地元の方で、鍵を開けて招き入れてくれました。この方は私と同年配で近江富士から妙光寺山はしょっちゅう歩いているという。今日はこの先から妙光寺山へ登る予定だが、私が初めての道だと話すと三上山への道、北尾根縦走路まで案内してくれるという。お言葉に甘えて同行してもらうことにしました。
 

いつも水面が奇麗な緑色の御池です。
 左側が妙光寺山、その池畔に三上神社の石灯籠が見えています。今日はそちら側から回り込む予定でした。
 

 さあ出発。正面山並みが北尾根縦走路です。道なりに行くと「出世不動」があり、そこから妙光寺山に登る登山道があります。


  

今日、教えてもらって歩いたルートです。
  御池に沿って歩くと右手に山道があります。そこから入って行き、三上山の花緑公園側の登山口へつながる北尾根縦走路を目指す。案内してくれた男性は、この道はしょっちゅう歩いていて、道の整備もしているという。

 

 北尾根縦走路につながるこの道は踏み跡もしっかりしていて歩きやすい。途中、破損個所があったが、ここも案内してくれたご同輩が補修したという。
 

 北縦尾根走路の尾根が見えてくる。道にはチラホラと残雪が・・・。このあたりの湿地にはサギソウが咲くんですよと教えてくれる。
 

北尾根縦走路との合流点
 

北尾根縦走路からの展望
 山歩きのこと、いろいろ話しながらゆっくり歩いて約20分、北尾根縦走路に登り着きました。この合流点は野洲市観光物産協会発行の「近江富士(三上山)登山マップ」に”東光寺越え”と記されていました。
 

北尾根縦走路から望める景色(西方向)
守山市街と琵琶湖、その対岸中央やや右に比叡山が望める。

 ここ、”東光寺越え”で案内してくれた同輩と別れて三上山へ向かうつもりでしたが、北尾根縦走路を三上山登山口と反対方向(北)へ少し歩くと岩梨山から御池へ下れる道があるよと教えてくれる。私が知らない初めての道だ。・・・ということで、三上山登山は急遽中止、教えてもらった道を歩いてみることにしました。
 

大岩
 尾根道を歩きながら、見えてきた前方の大岩を指さして、”このあたりを歩きに来たら昼食はいつもあの大岩ですよ。”私のお気に入りの場所だと話してくれました。


岩梨山への分岐
 東光寺越えから「びわ峠」を過ぎ、約12分で岩梨山への分岐に着きました。ここで親切なご同輩と別れ、教えてもらった初めての尾根道を歩いて岩梨山へ向う。
 

岩梨山への尾根道を行く・・・。
 

約15分、岩梨山に着く。表示は「東光寺岩梨山」とある。
 

岩梨山からの下り道で見えてきた御池と野洲市街


10分弱で出世不動の参道に出合う。
 

 ふり返ると近江富士が見えている。
 

こちらはいま下ってきた岩梨山です。
山というより丘みたいだ・・・。
 

出世不動の参道を御池目指して歩く。
 

12:34 御池着
今日初めて歩いた散策路は約1時間の歩きでした。
後は来た道を歩いてJR野洲駅に戻るだけです。


 何度も来ている近江富士山麓ですが、このあたりの山道に詳しい方との出会い。そして教えてもらった初めての道を歩くことができて楽しい一日となりました。