近江富士(三上山)初歩き はじめて歩いた中段の道南回り
                  2003/1/6

山腹を周回する「中段の道」はあまり知られていません。夏期は草や藪で解りにくい。今回はこの中段の道(南回り)をはじめて歩いてきました。

昨年11月に猪ノ鼻ガ岳の落ち葉の下り道で痛めた膝のリハビリかねてホームグランドの三上山に登って来ました。
御上神社の駐車場へ車を止めて、お参りしてから表登山道で頂上へ。
御上神社の駐車場から国道8号線の向こうの三上山を見る。右手が守山、草津方面です。
御上神社の正面
神社の境内から三上山を見る
御上神社の山門
久々の表参道、登山道入り口には鉄柵ができていた。看板にはなんと猪対策とか・・民家には下りてこないが登山者はどうすればいいのか(^_^;)
             表参道の魚つり岩
大昔この岩のところまで琵琶湖の水面があって神さんが釣りをしたらしい。
朽ち果てた家を過ぎ石段を進むと裏登山道への道と合流。数段登ると妙見道跡にでる。この裏で表登山道と中段の道(北周り)との分岐がある。とりあえず表登山道で頂上を目指ことにする。
二の越を過ぎて岩場にかかると再び琵琶湖方面が望める。前方は比叡山、右方向は比良山だが今日は雪雲に覆われ見えない。
大きな岩面の向こうに小さな社があり、その後ろが432mの三上山頂上だ。
鳥居越しに見える琵琶湖と比叡山
 下山は希望が丘方面へ。こちらは東側、今朝積もった雪が薄っすらと残っている。急坂を下って行くとやがて中段の道北周り(希望が丘方面)と花緑公園への下山道と中段の道(南回り)の分岐にでる。
 今日ははじめての中段の道(南回り)を行くことにする。


この地図は「里山案内集」第1号(希望が丘周辺の山)から転載させていただきました。


ここの道標には以前なかった写真のような案内板がつけてありました。最近整備されたのか歩きやすく、分岐には同じような案内板があり迷うことはない。しばらくトラバースすると少し登りになってくる。20分ほどで裏登山道に合流、打越といい尾根の鞍部になっているところです。
私は裏登山道には行かず雄山(三上山の横につながっている小山)に登りそこから境界杭に沿って雑木林の中を下山しました。途中から杭も見つからず道も解らなくなったが松林の中をどんどん下るとやがて猪柵に出会いました。そのむこうに山出の民家がそばに見えていたが、裏口からはちょっとまずいのでフェンスにそって右手に歩裏登山道の方に向かう。やがて「天保義民」の碑がある裏登山道口に出た。ここには数台の車が止められる駐車場がある。


 表・裏・花緑公園からの登山道と中段の道を組み合わせると、車でのアプローチでも変化にとんだ山歩きが楽しめますよ。一度試されてはいかがですか・・・