近江富士の”姥の懐”
うばのふところ
(滋賀県野洲市)
2019・10・9
 昨日、久しぶりに近江富士(三上山)へ行きました。中段の道から裏登山道を登ったら、頂上直下で”姥の懐”経由で山頂へ直登する道の案内板に気づく。以前からあったのかもしれないが「案内板」見落としていたのだろう。案内によると、”姥の懐”経由で頂上へ直登する道です。登りたがったが、昨日は雨が強くなって危険と判断してパスしました。・・・ということで、晴天の今日、さっそく歩きに出かけました。




国道8号線からの近江富士(三上山)
 三上山の頂上は小さな双耳形になっている。その凹みの山頂側に白く光っている岩が見える。そこが今日目指す”姥の懐”あたりだろう。




裏登山道入り口
 裏登山道の登山口には「天保義民碑」があります。普通車7台が止められる駐車場がある。今日はここからスタートです。


最近完成した大きな堰堤からの眺め
  登山口を入って行くとすぐに大きな堰堤がある。草津市街のビル群が見えています。
 

 登山口から約5分で表登山道への渡りの道(左)分岐に着きます。裏登山道は道なりに直進です。


裏登山道
鬱蒼とした樹林帯の中を登って行く。
 

二の越
ここへ中段の道(南回り)が合流してくる。頂上は左へ・・


倒木もあり、このあたり道は荒れている。

 

岩の露出した道がつづく




”姥の懐”経由で頂上に登れる道の「案内板」
 ここから裏登山道と別れて頂上へショートカットできる急登道を初めて登る。裏登山道は大きく右へ迂回していく。
 

登山道の左手には露出したこんな岩壁が・・・
 

急坂道がつづく
このあたりはかなり荒れている。
 
 

”姥の懐”の案内板
(うばのふところ)
 このあたりは谷が深く、また大きな岩がいたるところに地表から突き出し、古くから「姥の懐」と呼ばれています。天保一揆の時、江戸幕府の地検役人の市野茂三郎らがこの岩陰に隠れたといわれている。ほかにも「俵の藤太のむかで退治伝説」にちなんで「むかでの穴」とも呼ばれている。(野洲市観光物産協会の案内板より)
 

”姥の懐”の案内板
  どんな所か行ってみたかったが、かなり荒れていて危なそうなので断念する。
 

この岩壁が”姥の懐”なのだろう
 

青空が見えてきた、頂上近い。
   
  倒木をかき分けて、、、。頂上近くの裏登山道に合流。
 

近江富士の頂上に着きました。


頂上のすぐ下にある御上神社の奥宮
 

奥宮の横にある道標です。


奥宮の前に展望があります。
雨が強くて何も見えなかった昨日とは大違い、素晴らしい展望でした。



 

展望台からの眺め
眼下の流れは野洲川です。


 

展望台からの眺め
琵琶湖の向こうに比叡山が見えています。


 
  下りは、岩がゴロゴロ露出している急な表登山道を下る。
その途中で「割岩」という大岩があります。
 

割岩



  肥満のお腹を岩とこすりながら、今年もなんとか通り抜けられました(^^;)。


割岩のこの隙間を通ります。
 

割 岩
 割岩を通り抜けて表登山道と合流する。案内板には”肥満度確認可能”と書いてある(^^;)。


中段の道分岐
 割岩から表登山道を下ってくると、中段の道(南回り)が合流してくる。
 

展望のある”二の越”への分岐を通過


妙見堂跡につく。
 

妙見堂跡の石段、下ったところで左折して裏登山口へ


無事、裏登山道口の駐車場に戻りました。


近江富士のルートマップです。
 

今日歩いたルートと三上山の登山道
主なものは表登山道・裏登山道・花緑公園登山道です。
中段の道は三上山中腹を周回する道です。
 

今日歩いたルートのGPS軌跡です。