三上山中段の道から福林寺跡へ

2015・5・8
 今日もよい天気なので、のんびりと散歩にでかける。こんな日は野洲川の河川敷で弁当を食べたら美味いだろうとなと思い、途中のコンビニで弁当を買う。野洲川は自宅から30分ほど行ける。その後の予定はまだきめていない。



河川敷にはパターゴルフや陸上競技用のトラック、テニスコートなどの運動施設がある。
ウイークデイだがパターゴルフやテニスをする人たちで賑わっている。
 

野洲川の下流の風景(琵琶湖方面)
このベンチに座ってゆっくり弁当を食べる。
 

野洲川上流風景
国道8号線の野洲大橋が見えている。


野洲川に架かるJR琵琶湖線(東海道線)の鉄橋

三上山(近江富士)から北縦走路で妙光寺山・田中山・旗振山と低山がつながる。
弁当を食べ終わったが、時刻はまだ正午、さてこの後どうしようか・・・
・・・とりあえず三上山まで歩いてみよう。


 

 三上山裏登山口から山道に入る。すぐに表登山道へ行ける分岐があります。そうだ、今日は頂上へは登らずに中段の道(北回り)を歩いて、北縦走路で田中山まで行こう。


 

「妙見堂跡」
 表登山道と合流して妙見堂跡に着く。以前はここに朽ちたお堂が残っていたが、いつごろ撤去されたかはっきり覚えていません。この裏側に表登山道と中段の道分岐があります。
 

妙見堂跡裏で表登山道に分かれ中段の道へ。

 

三上山を左回りして北縦走路分岐に着く。
ここから田中山を目指して左へ下っていく。
 

北縦走路の尾根道がつづいている。
右は希望ヶ丘の城山です。
 

野洲市街と妙光寺山

 

北縦走路がつづいている。
 

縦走路から見えたマイホームタウン守山市街と比叡山
 

さらに縦走路を進む、山の上に大岩が見えてくる。
 

その大岩の手前にある岩のトンネル

 

先ほど見えていた大岩に着く。独特な形の巨岩がでしょう。けっこう迫力あるでしょう。


 

 左端の草津市のビル街、単独の高層ビルが見える所がJR栗東駅前、中央はわがホームタウンの守山市街が望める。その後方、琵琶湖は一本の線に見えている。山は左端の音羽山から比叡平とづづき、右端のピークが比叡山の頂上です。眼下のにエメラルドグリーンの池は御池です。


 

 今日の目標、田中山(三角形の山)が見えてくる。その後方が北縦走路の終点、旗振り山です。

 

 縦走路は一旦この林道(峠)まで下ります。ここから少し林道を下ると、展望峰・田中山への登り口があります。電柱のある所から右へ入って行く。
 

展望峰からの田中山と旗振り山(後方)
  展望峰への急坂道で急にスタミナ切れ、フーフーいいながらなんとか展望峰まで登ったが、ここからいったん下って田中山の急道を登り返す気力が萎えてしまいました。
 

展望峰から見える野洲市街
とりあえず一呼吸しておいて景色を見ながら休憩する。





振り返ると三上山が見える。
さあ、もと来た道を下ってっ帰ろう。

 

下山途中で登った道を見失って林道の峠へ下りてしまいました。踏み跡がしっかりついているということは 以前に歩かれていた道だったんだろう。
 そうだ、この麓に福林寺跡の小さな磨崖仏があることを思いだし、立ち寄ることにしました。
 

福林寺跡は遊歩道から右へ入って行く。
 

樹林の中に小さな石仏があちこちに点在しています。
   
 福林寺跡はJRびわこ線の野洲駅から東へ約2キロメートル、野洲中学校の裏山の中にあります。樹林帯の中に小さな磨崖仏が点在しています。福林寺は白鳳期に建立され、室町時代の末ごろまで続いたと言われる寺ですが、現在は寺院跡も不明で、丘陵地のうっそうと茂る林の中に、わずかに「福林寺跡」の碑がたっているだけです。 その碑の近くに点在するいくつかの巨岩に石仏が刻まれている。これらの石仏群は室町初期や江戸時代に彫られたものだそうです。

 

誰が彫ったのだろう
   
  福林寺跡を後にしてJR野洲駅へ。今日は軽い散歩のつもりだったので、山登りの準備なしで田中山を目指したため、結局たどり着けなくて敗退しました。自宅から1時間歩いてからの山登りは低山といえどけっこうこたえました。田中山は自宅から近いのでいつかリベンジしよう(^^)