磨崖仏”耳だれ不動”

滋賀県大津市大石富川町
2015・8・22
 この日は5日前にスケッチに行った大津市上田上の大戸川沿いの発電所を再訪して、作品制作のための構図確認スケッチをする。その後、絵仲間がよく描いている大津市大石富川の山村風景を描こうと足をのばしました。関津峠を越えて大石からR422(信楽町朝宮へ行く国道)に入り、大石富川町を目指して進む。富川の少し手前で、左手に川に下りる道があり、「耳だれ不動」の標識が目に入る。ここお磨崖仏は2度ほど訪れたことがあるがまだスケッチはしていない。富川へ行く前に先に立ち寄ることにする。車一台が通れる細い道を下り橋を渡り、そこの広場に車を止める。そこから案内板に従い、雑木林の山道に入る。


 
磨崖仏までは苔むした石がゴロゴロしている坂道(参道)を登って行きます。
 

約10分ほど登ると磨崖仏に出会いました。
 

大岩に刻まれた「耳だれ不動」の全体像です。
  

正面からの「耳だれ不動」
左上の写真にあるように、小屋が前にあるので全体像が写せない。


  

現地にあった耳だれ不動の案内板です。



中尊阿弥陀如来坐像(耳だれ不動)の両脇に刻まれている菩薩立像です。 
 

左側の像
 

右側の像

 

左立像下方に刻まれている不動明王と説明板にあったが
鮮明には見えていませんでした。


 この日は、二つ目のスケッチポイント、大石富川町には立ち寄りましたが、途中下車(磨崖仏見物)の影響で疲れてしまい富川では一枚も描けませんでした。