箕面大滝から勝尾寺へ
2009・1・4

 山仲間の森の音さんのHP見て、彼がいつも愛犬と散歩に行くという”勝ちだるま”で有名な寺「勝尾寺(西国二十三番札所)」へ初詣かねて出かけてきました。あらかじめインターネットの地図で距離とコースを調べて・・・・




箕面の滝へは箕面川に沿った道です。

 阪急箕面駅で「箕面公園散策案内図」をもらって出発。土産店が並んで、箕面名物”もみじ天ぷら”があちこちで売られている。ちょっと食べてみたいと思いながら通り過ぎました。箕面観光ホテルの巨大な高層施設にびっくり・・・


 昆虫館、瀧安寺をすぎて大滝の少し手前にある大きな「唐人もどり岩」


阪急電車箕面駅の「箕面公園散策案内」には下記のようなコースが案内されていました。

@桃谷みどり探検コース:氷河期の名残であるナナカマドの大群落があるコース(所要約4時間)
A滝道コース:史跡、自然の観察ポイントなどを見て回る、子どもから大人まで楽しめるコース
B才ヶ原林道コース:自然に親しみながら、市内・公園の山々を一望できるすぽとなどがある(所要約4時間)
C勝尾寺古参道コース:昔、勝尾寺の参拝者が通った参道で、途中には日本最古の町石などの史跡がある。険しい道が多いので健脚向きのコースです。(所要約6時間)

今日は初詣をかねての初歩き。。。
滝道コースから勝尾寺お参りして勝尾寺の古参道を下山するコースを選びました。




箕面川に沿った箕面大滝への道



駅から約3km、45分ほどで箕面大滝に着く。



すごい岩山の中腹から流れ落ちる箕面大滝(高さ33m)




赤いラインが本日歩いたコースです。


 滝横のきつい石段を登りきると府道43号線(豊中亀岡線)に出る。ここは滝見物のための大きな駐車場になっている。滝でであった箕面公園管理の人がここまで同行案内してくれる。

 大滝上の駐車場から府道を約1.5kmで箕面ビジターセンター(政の茶屋園地)に着く。途中の百年橋から大阪府の自然研究路2号線があるが野生猿が繁殖して危険なため通行止めになっている。自動車に注意して府道を行くようにと駐車場まで同行案内してくれた管理者の方が親切に教えてくれる。




 ビジターセンターへの道を少し入ると右手にある東海自然歩道入り口。東海自然歩道は、八王子と大阪・箕面を結ぶ1都8県2府に及ぶ全長1697.2kmの自然歩道で、長距離自然歩道の第一号として誕生した道である。




 東海自然歩道入り口の階段を上がったところに分岐があり、道の中央の東海自然歩道の道標には右が自然研究路、左が泉原となっていた。もう一つあった道標(写真右端)は勝尾寺右方向と見て進む。この道が東海自然歩道と思い込んでいたが、違っていたと後で気づかされたることになった・・・・。


最近は何処の低山でもよく出会う自転車野郎さんたち






 途中、勝尾寺への自然観察路の道標(右へ下る)に出合う。しかし、地図では直進なのにと思案していたら、その道から登山者が登って来た。その人たちが直進が勝尾寺境内へ直行する道と教えてくれる。


 突然勝尾寺の境内に飛び出すと、ご覧のような”幸せさらえの福さらえ”と書いたボックスが立ち並んでいる。参拝者の方々はみんな恵比寿さんの福笹みたいのを持っている。これに縁起物の飾りをつけろと売っている店がジグザグに道を通せんぼしている(^_^;)。山道で同行した人が正門から入ると拝観代がいるとのこと・・・・この笹は拝観券がわりなのか?よくわからない。



吊るし柿みたいにおみくじが結んである。




それにこの勝ちだるまがあちこちに奉納されている。ふしぎな光景だ。



朱色の鮮やかな勝尾寺本堂
ここ「勝尾寺」は西国二十三番札所です。持参した納経所に記帳してもらう。



参拝は一方通行になっていて、スムーズに正面山門へ





境内の多宝塔



勝尾寺正面の山門


古参道は正面道路を横断してきゅうな石段のかなりののぼりになる。



昔、勝尾寺の参拝者が通った参道で、途中には日本最古の町石などの史跡がある。



下山途中にある展望






素晴らしい展望が再び開けてくる。茨城方面だろうか、左端にモノレール、遠方には生駒山が望める。古参道は結構きつい山道だが小さな子どもをつれた家族連れや若いカップルから老人まで多勢の参拝者が登ってくる。


山道が途絶えて畑の中の道に飛び出すと171号線の勝尾寺大鳥居はもうすぐだ。
この鳥居の見えてくる171号線交差点が”勝尾寺口”でした。すぐそばにある新家(阪急バス)からJR茨木駅経由で帰宅しました。結構きつかった初歩きでした(^_^)。