宮路山
旧東海道「赤坂宿」の西方、三河湾国定公園内に位置する展望のいい362mの低山
2002・11・19

豊川に単身赴任していたとき何度か登った宮路山、用事できたついでに今がドウダンの紅葉時期と聞いて歩いてきました。名鉄国府駅から二駅の名電赤坂で下車。旧東海道の赤坂宿を通り、町道宮路線の舗装道路で宮路山の登山口へ。下山は東金野(愛知御津方面)から国府駅までという周遊コースを歩いてきました。
名鉄の「名電赤坂」駅から、工事で渋滞の国道一号線越しに見える宮路山です。
 11:30国道一号線を横断して旧東海道を歩くと「旅籠大橋屋」があるのですが、何度通っても気が付かず通過してしまう。休憩所で入手したパンフレットによれば、正徳5〜6年(1715〜1716)の建築といわれ、東海道赤坂宿の全盛期における女郎置屋の形態を残しており、町指定有形文化財(建造物)になっている。中庭には三河最古といわれる石灯籠があり、現在も旅館として営業しているとある。今日の目的はドウダン(コアブラツツジ)の紅葉なので残念だが後戻りせずに先に進む。
旧東海道筋にある休憩所の「赤坂宿の旅籠」のカンバン。ここで宮路山のハイキングコースのパンフレットを入手しました。
旧東海道から宮路山案内カンバンのところで左折して町道宮路線(舗装道路)で少しづつ高度を上げていく。その途中雑木林の間から見える宮路山を写す。名電赤坂駅から30分の歩きで登山口についた、平日なのに十数台の車がある。ここの紅葉は人気があるのだなあ・・・・
宮路山の登山口
登山口からフラットな山道を20分ほど歩くと宮路古道切通しについた。反対側へ木段をほんの少し下りると町道宮路線に出る。そこは宮路山第一駐車場とトイレがある。ここまで車でくれば17分で頂上というお手軽登山ができます。
切通しから数分あるくと森林浴コースがあるが今回はほんの少し先のドウダン展望コースを歩いて宮路山頂へ・・・
左:ドウダン展望コースとトンネルコースの分岐
この真っ赤な紅葉はドウダンではありません・・・・もみじですう(^。^)
頂上直下の紅葉のドウダン(コアブラツツジ)
ドウダン展望コースをふり返る
宮路山の山頂:三河湾、東三河平野、渥美半島が一望できる。
山頂や登山道は平日というのに大勢の紅葉見物の人たちでにぎわっていました。混雑する頂上をさけて東金野方面へ下山する。急坂の雑木林の中を一気に20分ほど下ると林道に出る。ここにも登山口の標柱があります。
 この登山口から30分の林道(舗装)歩きでみなれた??八柱神社(上の二字が読めない)の分岐に出た。以前この道は通ったことがあるが、ここからの記憶が・・・えいやっ!で樹林地帯を避けて明るい道をいくと5分ほどで小さなお地蔵さんのある分岐にでた。ここの標柱で以前通った道でないのがわかる。前回はこの道でなく国府駅から灰野坂で先ほどの神社にでました。このまま進むと御津方面とわかっているので戻らずに進む。
13:20東金野につく。この道は車で御津から蒲郡へ行くときよく通った道だったので現在地がやっと正確に確認できました(^_^;)
ここから御津方面に向かって舗装道路を歩き、ぐるっと回ったかたちで名鉄の国府駅(14:00)につきました。
分岐にあった小さなお地蔵さんと道標