滋賀会館のスケッチ講座で
長浜へスケッチにいってきました

2004/10/27

岩田先生のスケッチ講座の集合は12時45分、私は早めにいってスケッチすることにして守山を出発。
長浜駅が近づくと百名山伊吹山が目に入る。伊吹山を描こうと長浜駅から東へ歩く。国道8号線を越えてもなかなかいいアングルに出会えない。いつのまにか以前来たことのある牡丹で有名な總持寺についていました。とりあえず仁王門を描くことにしました。
総持寺大門(仁王門)
寺伝によれば、創立は遠く天平にさかのぼり、行基菩薩の開基と伝えられている。現在は医王山楞厳寺(りょうごんじ)と号し、真言宗豊山派(ぶざん)に属している。八脚門は、本柱筋の前後に四本づつの控柱を立てる形式の門をいうが、奈良時代の寺院の正規な門として盛んに建てられた。この門は総持寺世代記に、寛永十二年(1635)再興とあり、建物の細部様式も江戸初期の特徴を示している。


右の写真は本堂
牡丹シーズンのときのみ有料とのこと。寺の管理人さんが黙々と掃除されていただけで静かなたたずまいでした。


駅までのバスは1時間に一本、今出たところ、しかたなくまたまた歩いて帰る。黒壁スクエアの吉野というお店で長浜名物、「のっぺいうどん」腹ごしらえする。店内に5点ほどの地元の方が描いたという長浜の風景画(ペン画)に見とれる。

長浜名物、「のっぺいうどん」は明治九年、京都より長浜に店を構えた吉野の初代当主が、京都に多い葛料理にヒントを得、しいたけ、湯葉、麩、かまぼこ等を秘伝のだしで煮含め、吉野葛でとろみをつけてうどんに加えた「のっぺいうどん」を考案した。寒さの厳しい湖北地方に土しょうがの香りの効いたこの「のっぺうどん」がよく合い、長浜の味として今日まで愛されていると説明されていました。

秀吉公ゆかりの妙法寺への道、片町の大手橋からスケッチしました。今日は冷たい風が強くて川筋でのスケッチは寒さで震え上がりました。先生に連れられたかわいい小学生達に囲まれ、いろいろ質問をしてくる。・・・社会勉強なのだろう、手紙を書くからということで住所をノートに書き込みました。どんな手紙が来るか楽しみです(^_-)

この米川に架かる橋は長浜城の大手門に通じる「大手通り」にあることから大手橋と呼ばれている。長浜の市街を東西に結ぶ重要な役割をはたしている


スケッチ会集合場所の大通寺境内からの山門越しに門前町をスケッチしました。