南紀ドライブと上北山温泉
2002/9/23

朝6時30分:いつものメンバーK氏夫妻の車にピックアップしてもらい南紀へ向かう。今日も日帰り長距離ドライブだ!!名神高速道路吹田から近畿道、阪和道と乗り継ぐ。紀ノ川SAで小休止してから一気に阪和道終点の御坊につく。
田辺バイパスへ入る手前にK氏がいつも立ち寄るという果物店がある。安いというので客でにぎわっている。みかんが沢山並べてある試食したがなかなか美味しい(^。^)。K氏はさっそくどっさり買い込んだ。みんながみかんを食べるので車の中はみかんのいい香りが漂う。
 白浜に入ると巨大な魚の市場に出会う。早速立ち寄って、はやくもお土産を買う。「とれとれ市場南紀白浜」は、漁業組合が運営する海鮮マーケット。
 総敷地面積15,000坪、バス70台・普通車777台を誇る駐車場を完備。日本全国の四季折々の魚貝類や、和歌山の色とりどりの特産品を一度に楽しめます。
白浜の名物円月島、車の中から撮ったらこんな形になってしまった。すぐ横の京大白浜水族館を見物、デジカメで撮ってみたがじっとしている魚しか写っていない。泳いでいるのはすべてブレて失敗でした・・・水族館の中は暗くて難しいですう(-_-;)白浜の名所はパスしてすさみ町へ向かう。
すさみ町手前の浜辺を歩いてみた。快晴、真夏のような日差しで汗ばむ。風が強い、真っ青な海には白波が立っている。
昼食をしたすさみのレストラン(国民宿舎)前の堤防。
漁船が沢山停泊していた。
時々車から降りて海岸を散歩してみる。

紺碧の海の色、岩に打ち寄せる白波が・・・
琵琶湖を見慣れている私にとても印象的な風景でした。さすが太平洋の黒潮だなあ!
奇岩が並ぶ橋杭岩に到着。一直線に大島に向かって並んだ岩、橋の杭だといわれればそのようにも見えないことはない。太平洋の荒波が作った芸術品、自然の力はすごいですね。そばに写っている人たちと比較するとその大きさがよくわかります。
  さあ、ぼつぼつ帰りを急がないと・・・新宮を経て熊野を過ぎると国道42号線は海岸から離れ山へ向かう。途中で国道309号線で北上さらに169号線でやっと上北山温泉(薬師湯)のある上北山村に着く。

 途中、上北山河合の中谷本舗で名物の「ゐざさ寿司」「桜ずし」「柿の葉すし」を購入、通常は午後5時で弊店なのだが今日は連休ということで30分ほど延長したとのこと。間に合ってラッキー!!これでゆっくり温泉につかり、名代のお寿司で夕食ができる(^。^)。

「ゐざさ寿司」の由来:今を去る1500年前、丹誠という上人がこの峰を選んで観心苦修の霊地と定めてから、経ヶ峰と仰ぎうやまうようになる。ある日、大台の彼方より白髪の老翁が舞い降りて”汝の法力に感じて妙薬を授けん、この地のゐざさでシャリ(米)を包み、蒸してこれを食せば除病延命不老長疑いなし、汝今日よりこの秘法を救世の方便と為したまえ”といって消えたという言伝えがある。
・・・・とてもあっさりしたお寿司でした。

「桜ずし」:桜の名所の土地柄を生かし、鯛とシャリに生姜と白胡麻をちりばめ桜の葉で包み込まれたもの。

「柿の葉すし」の由来:南朝の後亀山天皇の玄孫尊秀王が北朝の追及を逃れ、北山小椽の里の瀧泉寺に北山御所を構えた。里の婦女が自天王(後亀山天皇)とその弟宮忠義王のお心を慰めるため、熊野灘で捕れた鯖を塩漬けにして薄くすき、心のこもったすしを食膳に供したが、臣下に分け与える食器がなく、山柿の葉や笹の葉に盛ったのが、いつの頃からかいまのように柿の葉や笹の葉で包み箱押ししたすしを作るようになった。

・・・・・由来は中村本舗のしおりから抜粋させてもらいました。
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上北山温泉・・・
昭和62年に誕生した新しい温泉。
湧出量は毎分350リッター
泉質は炭酸水素塩泉、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性などに効用がある県下一、二を誇る泉質です。
入浴料500円は安いです(^。^)!
「薬師湯」の名は、当地で崇められている薬師堂に由来する。このお堂は源平合戦の後、この地に住みついた平家の一門が創建したもので、平家伝来の薬師如来が奉られている。
橋杭岩の向こうには大島。その後方に潮岬の半島。
海に突き出した半島の先に白い灯台が見える、ここが本州最南端の潮岬・・・・大島を見ながら進むと橋杭岩が見えてくる。
いつもドライブと温泉はセットにして楽しんでいます。今日の目的は秘湯上北山温泉の”薬師湯”です。
ここは大台ケ原の山麓に静かにたたずむ上北山村、その中心地河合にあります。
この建物は道の駅、お土産の販売とレストランがあります。
国道の対岸にある宿泊施設「ふれあいの郷 かみきた」薬師湯はこの建物の手前に隣接しているが写真がピンぼけで載せられませんでした(^_^;)
帰りは道は名阪道路の針インターにでて水口経由で帰宅しました。