日本画の下絵が見たくて・・・明日香村にある奈良県立・万葉文化館までドライブしてきました。

真野満、−みる・うつす・えがく−

素描と下絵展
2008・2・11



大和三山の耳成山と雨の香久山
奈良県立・万葉文化館の展望ロビーからスケッチしました。




 
再興院展の日本画家・真野満(1901〜2001)の模写・写生・下絵などの展示です。デッサンと下絵展シリーズその5でした。
日本画の大作を制作する過程のデッサンから下絵からの構図取りが少しわかりました。







万葉人をあしらった入場券








入場券と一緒にもらった真野満さんの作品絵はがきと、購入した絵ハガキから3点だけ転載させてもらいました。




第6回院展

後白河院と遊女乙前


真野 満


(絵はがきより)



「梅化粧」鎌倉秀雄 画

梅の花折りてかざせる 諸人は 今日の間は 楽しくあるべし

 荒氏稲布


という歌が添えられていました。

(絵はがきより)







秋意(しゅうい)

 中庭隆晴 画


さ男鹿の 入野の薄 初尾花 いつしか妹が 手を枕かむ


作者不詳


(絵はがきより)




万葉文化会館と訪問の笑い話です。

 今日は奈良。用事をすませた後、前から行きたいと思っていた「素描と下絵展」のことを思い出す。お天気は最高、素晴らしい青空の下、明日香村まで足を延ばすことにする。山の辺の道と並行して走る天理街道を桜井に向かう。三輪ソーメンでおなじみの三輪を過ぎて、さらに直進すると桜井から明日香村に通じている。
明日香村は何度も訪問しているが、万葉文化館は初めてでした。時間がないので明日香村散策スケッチはあlきらめて万葉文化館を駆け足で見て帰宅することになりました。

 帰り道は慣れ親しんだ道なのに、気まぐれでカーナビでセットしてみました。明日香村から八木の町へ。そこから高架の道に入る。そうか有料道路優先コースを選んでいたのだ。どのように走るのか興味があり案内のまま走ることにする。そのまま走っていると奈良へ向かう下り口を過ぎてしまった。たまには違った道もいいか・・・しかし気がつくとどんどん大阪へ向っている(@_@;)。

結局、高田バイパス→南阪奈道路→阪和自動車道→近畿自動車道→名神高速を乗り継いでいました。
帰宅できた時間は距離の短いいつもの一般道より早かったが、カーナビの選んだコースは大まわり道で、高い高速・有料道路代を払わされました(ーー;)。