JR駅からはじまるハイキング
15:奈良コース
いにしえの都・奈良を訪ねる

2003・3・12
今日は春をつげる奈良の二月堂お水取り(修二会)のメインイベント。奈良をはなれてもう27年になる、子供のころよく見に行った籠松明懐かしいくハイキングかねて出かけました。
京都から大和路快速でJR奈良駅へ、ここでスタンプラリーのスタンプをゲット(^_^) 
東へ真直ぐにのびる三条通りを歩いて興福寺の境内へ、このあたりは生まれ育った所、懐かしい思い出が一杯ある。
興福寺境内を歩き、白壁が続く静かな水門町へとJRガイドマップの逆コースをたどりスケッチをしました。
スケッチした水門町からすぐの戒壇院
水門町の風景をスケッチしました
拡大はここか、絵をクリックしてください!
16:00 籠松明が始まるのは午後7時30分なのに二月堂下は場所取りの人々でこの混雑です。
出番を待つ籠松明
若狭まで続いているといわれる閼伽井(お水を汲み取る井戸)
籠松明が駆け上がる石段より湯屋を見る
ちょっぴり汗をかいたころ若草山の頂上に着いた。写真は頂上にある鶯塚古墳
17:30 茜色に染まった金剛葛城を山頂からスケッチしました。
3月堂横から谷筋を登り、若草山(三笠山)の二重目にでた所。大仏殿と奈良市街が見える。この道は子供のころ祖母に連れられ土筆やゼンマイ取によく歩いた道だが、いまは歩く人がいないのか荒れてしまっている。
若草山の二重目から三重目の頂上を見る
戒壇院の土塀の向こうに大仏殿の大屋根と若草山が見える。
右の写真は大仏殿は正面の門隙間から撮ったものです(^_^)。
このスポットは大仏殿裏から二月堂へ向かう道の臨時の駐車場から見たものです。20人くらいのカメラマンが昼過ぎから陣取りをしていました。
ここからのスケッチはここをクリックしてください。
奈良の写真でおなじみの二月堂道、正面の参道と違い土塀がいいでしょう!
下山は足場の悪い往路を避けて駅からハイキングのマップにある昔のドライブウエイ(約3km、未舗装:今は車は通れません)を歩いて二月堂へ、途中で柳生から歩いてきたという同年輩のハイカーと出会い一緒しました。
18:00 すでに沢山の見物人の人垣ができていました。すでに大仏殿のほうまで行列ができているとのこと、この時間でこの位置にもぐりこめたのはラッキー!!
19:45 やっと行列が動き出して正面まで来たが立ち止まることができず、写真もピンボケ。松明は真っ赤でも寒さで身体はぶるぶる(^_^;)
修二会(お水取り)は国家隆盛の法会を11人の連行衆が行う。12日夜の「籠たいまつ」はこの行事のメインイベント。午後7時半、その連行衆を先導して8メートルの籠たいまつが二月堂の欄干に現れると参拝者群がどよめき最高潮に!。修二会は15日未明が満行となる、これが過ぎると古都に春が来るといわれています。