奈良町スケッチ
2005・8・25



 奈良で2時間ほど時間がとれたので奈良町を散策、スケッチを楽しみました。平城京の条坊の痕跡を残す道に沿って、間口が狭く、奥行きの長い敷地に建てられた町家が続く。このあたりは子どもの頃よくうろついていました(^_^;)。近くの興福寺境内もお遊び広場でした。いまは柵ができて自由に歩けないようになっていて子どもの頃の面影はありません。



元興寺の正門



正門から極楽坊を見る


  前身は6世紀末蘇我馬子によって開かれた法興寺(飛鳥寺)でしたが、平城遷都に伴い今の地に移転され名も元興寺と改められました。かつては南都七大寺の一つとして威勢を振い、現在の奈良市街の南東部を占めていました。広大な寺域には、金堂・講堂・塔・僧房などが立ち並んでいましたが、平安時代半ば、その勢威も衰えてしまいました。現在では僧坊の一画が唯一現存しています。極楽坊はかつての元興寺僧坊の一部で、鎌倉時代に極楽堂〔国宝〕と禅室〔国宝〕に改築されたました



奈良町の薬屋さん
玄関先に身代わり猿がぶら下がっています。



身代わり猿

幸せをよぶ赤いぬいぐるみのお猿さん。
 身代わり猿は庚申さんのお守りです。





鶴福院町の商店街から興福寺の五重塔をスケッチしました。このアングルは写真や絵によくでてきます。通りなれた道でしたがはめてスケッチしました。






猿沢池の横から興福寺の五重塔をスケッチしました。