OB会春のハイキング
万博公園の太陽の塔内部見学
2019・4・19

 1970年の大阪万博は何度か行きましたが、シンボル”太陽の塔”の内部は見ていません。その内部展示の 「生命の樹」が半世紀ぶりにリニューアルされて見学できるというので楽しみに参加しました。滋賀守山からはJR山崎で阪急電車(大山崎)に乗り換え、さらに南茨木で大阪モノレールでやっと万博記念公園駅に着きました。



高さ約70メートルの太陽の塔
(モノレール万博記念公園駅から撮影)


 

太陽の塔の後ろに回って地下の入場口へ
太陽の塔の内部の見学です。
太陽の塔は・・・
 
 芸術家の岡本太郎がデザインし、1970年に開催された日本万国博覧会のシンボルゾーンにテーマ館として、母の塔・青春の塔・大屋根(長さ(南北)292メートル、幅(東西)108メートル、高さ約40メートル)とともにつくられました。

 太陽の塔には3つ顔があり、塔頂部の黄金の顔(未来を象徴)、塔正面にある「太陽の顔(現在を象徴)」、塔背面にある過去を象徴する「黒い太陽」です。

 ※博覧会当時テーマ館の地下展示には「地底の太陽」といわれる顔も展示されていましたが、現在も行方がわからない状態です。


※詳しくは下記の万博記念公園の
ホームページをご覧ください。

万博記念公園
 

 太陽の塔内部見学入り口は地階、エントランスには復元された「地底の太陽」と世界各地から集められたいろいろな仮面や神像が展示されていました。
 

万博閉幕後に行方不明になっていた巨大な仮面「地底の太陽」が復元展されていました。
刻々と変わる光や映像が神秘的な演出となっていました。


 いよいよ生命の樹の見学です。見学は16名が1チームに編成され、順次「生命の樹」に沿って階段を上って見学するスタイル(完全予約制)なので、混雑することなくゆっくり見ることができました。
   


生命の樹

 生命の木の根元は生命の誕生、木の頂部に向かって生命の進化を表現されています。恐竜や類人猿、人類といったオブジェが木の枝や幹に取り付いていいました。見学階段の最上部は丁度太陽の塔の腕の部分でした。この腕内構造と照明はまるで宇宙に吸い込まれていくような感覚になるもので印象に残っています。残念ながら1階以外は撮影禁止で下から見上げた写真だけです。



太陽の塔を見学した後は満開の色鮮やかなチューリップを見ながら昼食タイム。
以下はチューリップフィールドの写真です。
 
 
 


チューリップフィールドを見て歩いた後、午後の予定をキャンセル・・・。




帰りがけにこの太陽の塔を描いて引き上げました。



※その理由は、久しぶりに近くの天王山に登りたかったことと、
アサヒビールの「大山崎山荘美術館」をスケッチしたかったからでした。