木曽御嶽山の頂上は早や冠雪

(3,067m)
1997.09.28(日) 


 
 前回の木曽駒ケ岳に続きロープウエイを利用した日帰り登山で3000mの木曽御嶽山に登ってきました。頂上はもう一面の銀世界、強風の当たっているところは氷になっていてよく滑る。
秋と冬を一度に体験できました。



5:00 K氏運転のニッサン・エルグランドでいつものように守山市の自宅出発。
少し曇っていていて、まだあたりは薄暗い。名神栗東ICから中央道へK氏はいつものようにぶっ飛ばす。心配していた天候も晴れ間がでてきた。中央道に入り、恵那渓SAで軽い朝食とトイレ休憩をして、昼食用として水とおにぎりとカップラーメンを購入していざ出発(^_^;)。中津川ICを出て国道19号線で木曽福島目指して進む。



御嶽山ロープウエイに向かう途中より御嶽山を望む


9:00 御嶽山ロープウエイ前の駐車場着。
9:20  ロープウエイをおりて、なだらかな雑木林の中を歩き出す。
10:20  木段の登りを約一時間歩いて八合目手前の小屋に着く。
周囲にはななかまどが赤い実をつけて、ここはもう秋真っ盛りだ。

10:30 寒いのでみんなは小屋で待つというので、 単独で頂上目指して出発しました。




木曽御嶽山八合目と石塔




八合目よりすこしあがったところにも沢山の石塔群があった。





紅葉の八合目と頂上の冠雪


なかなか素晴らしい眺めだ。紅葉のななかまどと、その上には早くも冠雪した頂上が迫ってくる。みんなを小屋に残しているので待たせないようにピッチを上げるが、風が強くなりTシャツでは肌寒い。



九合目下



やがて九合目手前の小屋が見えたところから足元に雪が
Tシャツの上にとりあえずゴアテックスの雨具を防寒、暴風の代用として着用する。

九合目を超えたところに頂上まで30分と岩にペイントされている。ここを過ぎると二の池横の稜線にでる。ここからは台風を思わせる強風にあおられとても寒い、ポケットに入っていた片手のみの軍手をつけてるが、手がしびれるてくる。もっていたセーターと上着を着る。
風除けの場所がないし、足元は強風と気温低下で雪が凍っていて歩きずらい。

11:50 いっきに頂上小屋横から最後の石段を登り、御嶽山の頂上に着く。とにかく頂上三角点にタッチする。
山頂はガスがかかってまったく展望がない凍てつく真冬の世界だった。




木曽御嶽山頂上


12:40 つるつる滑る足元に気を付けながら一気に八合目下の小山まで下山。
あったかいそばと熱燗で一息つく(^_^;)。

帰りはいつものように温泉ということで、開田高原にある温泉でゆっくりお湯に
つかってから、高山、富山経由北陸自動車道で帰宅しました。