ぶらっと音羽山歩きに…
滋賀・大津市
(2018・2・21)
 暇人、さて今日は何処へ出かけようか? 小銭入れを見たら「守山―膳所」間の切符が一枚残っている。石山寺の梅でも咲いているかな・・・と思って電車に乗る。石山が近づくころ、音羽山が目に入る。そうだ、だいぶ以前に歩いた膳所駅からの道で音羽山へ登ろうと今日の行き先を決める。たまたま乗ったのが快速だったので、膳所駅に停車する。登山スタイルではないが、ウオーキングシューズを履いているから大丈夫だろう。




 11:00 JR膳所駅下車、1号線にでるとちょうどラーメン店があったので、早めの昼食をとる。その後、前回歩いた記憶をたどって、湖城が丘の信号で住宅街へ入って行く。


11:40 湖城が丘の高台から見える音羽山、前方の名神高速をくぐれば山歩きへの道につながっているはずだ。地図を持っていないが大丈夫だろう。



 名神をくぐって、そのまま直進して再び住宅街へ入って行く。目の前に音羽山が見えているから、この住宅街を抜ければ山歩きの道に出られるだろう・・・。だが、住宅街から抜け出す道がなくて失敗でした(^^;)。



12:15 音羽山への道
 住宅街のはずれから名神高速道まで戻り、そこではじめて携帯で地図チェック。やっと正規の道に入ることができました。思い込みでの行動の結果、20分ほどの時間ロスとなりました。


 音羽山への道から右上側に見えるさっきまでうろついていた住宅街です。この道へは下れず失敗。


御用池横の林道に入って行く。
フェンスの右側が御用池です。


  

見覚えのある「御用池」からの膳所方面
中央の高層ビルは「びわ湖大津プリンスホテル」、その先が琵琶湖です。



林道から見える音羽山(一番奥の山)


林道は樹林帯の中へ、鳴滝不動尊にむかう。


12:50 鳴滝不動尊に着く。


林道修復工事中、先へ行けるかな・・・


13:00工事は一部だけで、林道終点に着きました。


さあ、いよいよ登山道だ。


いい道だと思った途端にこんな状態に・・・


さらにひどい状態になってくる。
  山道は約30分ほどこんな状態がつづく。
 

やっと、最後の急登に・・・
 

急登を登ること、約10分ほどで稜線道に着く。
ここは千頭岳から続く東海自然歩道です。
音羽山頂上へは、ここからもう少し登ることになる。


 音羽山頂上近く、右手に見える滋賀県側の展望です。  


瀬田川、左端の橋は近江大橋です。



 手前は石山市街、右手には名神高速道路が走る。遠方に見えている山並は栗東の阿星山・竜王山だろう。


13:50 頂上すぐ手前の広場に着く。


手前は山科市街、後方は京都市内です。
(音羽山頂上からの眺め)


左は比叡山、右は大津京市街と琵琶湖です。
手前の稜線は大谷へ下山する道です。
(音羽山頂上からの眺め)


大谷への下山道
はじめはこんなゆったりした道です。


下山道の右手(北面)にはチョッピリ残雪が。。。


14:10 頂上から約10分下ったところに滋賀県側の展望がある。大津プリンスホテルが眼下に見える。


 大谷への下山道はこんな急階段道がつづく。



 14:30 長い階段道が終わる。もうすぐ国道1号線の走る逢坂の関だ。



 14:45  急な下りの終点、国道1号線の通る逢坂の関に降り立つ。


国道1号線、山科方面。


国道1号線、大津方面です。
ここは逢坂(おおさか)の関跡です。
(東海道・東山道の京都への入り口にあたる要所です。)

”これやこの 行くも帰るも 別れては
  
             知るも知らぬも逢坂の関”   蝉丸作


国道1号線の高架橋を渡って、このまま東海自然歩道歩きで長等公園へ登り返す。


逢坂の関からの登り返し


登り切ったところで観察の森周遊コースに合流。
 

山道から舗装路にでて長安寺へ
 

長安寺の境内





15:25 長安寺境内から望む音羽山です。



ここから今日のゴールJR大津駅へは徒歩約10分ほどで着きます。
今日歩いた歩数は23,000歩と記録されていました。
 
 このマップは2010年12月25日にJR膳所駅から出発して、ゴールのJR大津駅まで歩いた時のものです。今日はこの時とまったく同じコース(紫ライン)を歩きました。

 ただ、今回は膳所の市街地(住宅街)から山道に入るところをミスしてしまいました。その個所をMAP中の赤点線で示しています。

 音羽山の稜線に出てからは東海自然歩道になっています。