高島からリトル比良を歩いて北小松へ
 今回は変化のない湖岸歩きをやめ、リトル比良の山歩きコースにしました。
2002.5.26(日)

9:00 山科乗換えの電車連絡がよく近江高島駅に着く。そのおかげで昼食を買いそびれ、駅前にはコンビにもない。一軒あったお店は日曜日休みだ(^_^;)。一緒に下車した女性中心のパーティから、同じコースなので昼食は大丈夫ですよとの言葉にあやかり(^_^;)ウーロン茶だけ自動販売機で買い出かける。
登山口の音羽へはバスでも行けるが歩くことにする。10分少々で音羽バス停に着く。ここから左手に入ると登山口となる。(大炊神社)
神社の左側の道がリトル比良登山コースだ。ここからは雑木林のなかの山道となる。木陰なのでちょっぴり涼しい(^_^)
楊梅の滝
この滝は、天文23年(1554)に足利13代将軍義輝が比良・北小松に遊んだ時に名付けたと伝えられている。この滝は五つの滝からなっていて県下随一の落差76メートルを誇っている。雄滝は40m、雌滝は15mほど。湖岸からは山の中腹に見ることが出来る。
琵琶湖一周歩きVol 12
登山道を少し入ると浅瀬の小さな川に出合う。そこのカンバンには”音羽の里”とある。岳山(高島山)から流れてくる小田川の両岸には1400年前の墳墓(音羽古墳群)が累々と残されていると記されていたが、散策せずお昼ご飯に釣られてパーティについていきました(^_^)。
9:40 小田川のせせらぎを聞きながら山道をいくとお地蔵さんと石碑があるY型の分岐になる。その後もたびたび分岐道の出会うがテープなどがありコースを間違うことはない。
9:57 展望が開けた斜面に出る。岩がごろごろしているところに石灯籠があった。その向こうには琵琶湖がきれい。日差しがきつく暑いがちょっと小休止・・・・手元の高度計は230mとでている。
石段を登ると朽ち果てた建物の残骸がある開けた場所に出る。岳観音堂と道標にある。ここまではその参道だったらしい。小さな花だけが迎えてくれた。(標高370m)
高島:3km 岩阿砂利山へは2.7km
10:45 山道が緩やかになるとやがで岳山山頂に着く(565m)。写真のような小さな石室に石仏が祭られている。
オウム岩へ向かう道から岳山と琵琶湖を見る
11:20 ジグザグ道を登るとオウム岩につく。ちょっと小休止しながら素晴らしい展望を楽しむ。狭い岩の上は10人ほどで満員・・・
12:00 岩阿砂利山の頂上に着く。雑木林の中の頂上からは展望はない。
女性が多い、賑やかな昼食タイムとなる。ふんだんにいろいろな食べ物がまわされてくる。いつもおにぎりだけの山歩きなのに今日は豪華版で満腹ラッキー!!木陰は風が冷たくてTシャツだと寒いくらいでした。
滝山の登りから通ってきた岩阿砂利山をみる。昼食後は下りばかりだと皆さんを喜ばせて、この滝山への上り返しを忘れていた・・・皆からブツブツいわれました(^_^;)
滝山から寒風峠へはちょっと急坂の下りだが、そこから涼峠へは平坦な歩きやすい道となる。涼峠からは琵琶湖が望める、そこから途中梅楊の滝経由で北小松への下山。
雌 滝
雌滝の左を登っていくと雄滝になるが全体を写真におさめるのは難しい。その一部です。
楊梅の滝の展望台をすぎて、谷川を渡ると舗装された道路になる。ここからは滝は見えない、ここまでご一緒させてもらったパーティはそのまま北小松の駅へ向かうというので、お礼をいってわかれる。私は滝まで上り返して写真を撮りに行きました。