西国三十三カ所巡拝ツアー(姫路方面)
2006・9・20



 ラフォーレ琵琶湖主催の西国三十三ヶ所札所めぐりに参加してきました。納経帖をみたら2001年(平成13年)11月27日、滋賀の三井寺で購入していました。山歩きをしていて思いつきではじまりでした。5年が過ぎて、この巡拝をふくめて18のお寺の朱印しかもらっていません。山歩きや平地歩きで訪れているのに後朱印をもらい忘れている寺も結構ありました(^_^;)。
そのうちなんとか完結したいとは思っていますが、どうなることやら・・・

今回のコースは姫路の書写山圓教寺〜一乗寺〜清水寺でした。



7:30 ラフォーレ琵琶湖出発
琵琶湖大橋を渡って湖西道路に入る



名神から中国道、ついで山陽道で。
姫路ICから書写山へ10時過ぎに到着。




書写山ロープウエイで圓教寺へ



姫路方面の展望(書写山より)





圓教寺の仁王門





ロープウエイを降りてからも坂道が続く
木漏れ日の参道、木々の葉の影の光が円形模様になっていて不思議でした。



ちょっぴり紅葉した紅葉と白塀(参道)

仁王門を過ぎて摩尼殿へ






摩尼殿

西国27番 天台宗 書写山圓教寺
康保3年(966)、性空(しょうくう)上人によって開かれました。摩尼殿上の白山に於いて六根清浄の悟りを得られました。その後上人の徳を慕い多くの信仰を集め、「西の比叡山」とも称されるように僧侶の修行の道場としても栄えてきました。





ここから摩尼殿をスケッチしました。



三の堂への道にあった大杉






三の堂

左が食堂(じきどう)、右が大講堂です。このスケッチの左側にもう一つ常行堂があります。この三つのお堂を総称してここを「三の堂」といわれています。

 トムクルーズと渡辺謙でヒットしたハリウッド映画「ラストサムライ」につかわれました。左の食堂(じきどう)は渡辺謙さんが演じた勝元の住居として登場しました。スケッチするだけで時間切れ、ゆっくり見学できなくて残念でした。ツアーではしかたなことですね(^_^;)。



 昼食は世界文化遺産「姫路城」の隣りの姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」という広大な日本庭園を持つ所でした。本田忠政時代(元和二年)に造営され、榊原雅岑が新吉原から高尾太夫を落籍し住まわせたといわれる西御屋敷跡に造られた「お屋敷の庭」でした。




世界文化遺産「姫路城」





西国第26番法華山一乗寺の納経所

印度霊鷲山の五百持明仙の随一・法道仙人の開祖。
この石段の上に三重塔と金堂がある。現在金堂は工事中でその外観は見られませんでした。




このツアー最後の拝観は西国第25番霊場、御嶽山清水寺(きよみずでら)です。
ここも書写山園教寺と同じくらい高い山の上でした。急坂の山道をバスがゆっくり登っていくと鮮やかな朱色の仁王門が出迎えてくれる。




仁王門

昭和40年台風で全壊。場所をかえて昭和55年に新築再建され、平成4年に丹塗装が完成。



清水寺縁起

 印度僧法道仙人により開山される。今より1800年前、人皇十二代景行天皇時代に中国、朝鮮を経て当山へ。鎮護国家豊作を祈願された。推古三十五年(627)推古天皇の勅願により、根本中堂建立、仙人一刀三礼の秘仏十一面観音、脇士毘沙門天王、吉祥天女の聖像を安置された。この地は水が乏しく、仙人が水上に祈って霊泉湧出し、感謝のあまり清水寺と名づけられた・・・
さきほど訪れた法華山一乗寺と同じ開山者なのだ・・・



仁王門をくぐって清水寺の境内に入る



納経所のある大講堂

西国三十三カ所巡拝というより、スケッチ巡拝になってしまいました。それでも納経帖へご朱印もらうのは忘れませんでしたよ(^_^;)。
お天気にも恵まれて素晴らしい旅となりました。