日吉大社から西教寺へ紅葉散策
滋賀県大津市阪本
2017・11・7

 今日は膳所本町にある大津市生涯学習センターへ絵友達の参加している水彩画展を見に行く。その後、紅葉散策してみようと京阪電車で坂本へ。坂本駅前の観光案内所で「坂本観光マップ」をゲット、そのマップから散策コースを日吉大社前から琵琶湖展望のある道で西教寺まで歩くことにしました。


 

日吉大社の鳥居をくぐって・・・
 

紅葉のはじまった道を進む。
  

ゲットした坂本散策の案内マップから
このコースを歩きました。
 

 西教寺へ何度も行っているが、いつもは道標の先で右折して自動車道を歩いている。今日は案内マップに会った展望があるという道を行くために日吉大社へ。
 

 日吉大社に着く。この鳥居をくぐって境内へ。すぐに拝観入口(西受付)があります。
日吉大社は
 比叡山の麓に鎮座、およそ2100年前、崇神天皇7年に創祀されたという。全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮です。平安京遷都の際には、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除・災難除を祈る社として、また伝教大師が比叡山に延暦寺を開かれてよりは天台宗の護法神として多くの方から崇敬を受け、今日に至っています。


 

紅葉のはじまった日吉大社境内
(大宮橋エリア)
 この正面が拝観入り口(西受付)です。今日は拝観せず、ブルー色の車が止まっている所から右へ折れ、東本宮エリアに入って行く。

 

 拝観入り口手前で右折すると、ちょっと下り坂になる。直進すると東本宮入口に着きます。紅葉が綺麗だ。
 

 坂道を下ると大宮川に架かる二宮橋(石橋)がある。この橋は渡れないので、すぐ右手に架かる橋を渡って拝観口(東受付)に着く。



 

大宮川に架かる二宮橋と境内の紅葉
(歩いてきた道を振り返った景色です。)



  拝観入り口で”西教寺へ行く”と言って了承を得、東本宮横の道を西教寺に向かう。
 

東本宮社
 

東本宮社横の道
 

 その道のそばに石造りの祠がある。立札には、史跡日吉古墳群と書かれていました。
 

 東本宮境内の樹林帯を過ぎると、こんな秋色の風景にりました。秋色のいい雰囲気だ。


  

展望のある道とマップにあってとおり、琵琶湖を展望できる高台の道でした。


 

進行方向左手はススキがいっぱいの秋色景色だ。
 

道なりに歩いて千体地蔵へ向かう。
 

八講堂千体仏地蔵
 ここを過ぎると舗装路の広い道(県道47号)に合流、すぐに西教寺に着く。

 
 

西教寺の総門
(坂本城の城門)
 

山門をくぐって境内へ
 西教寺は正しくは、 天台真盛宗総本山戒光山兼法勝西教寺といい、聖徳太子が恩師である高麗の僧慧慈、慧聡のために創建されたと伝えられています。その後、久しく荒廃していましたが、慈恵大師良源上人が復興、念仏の道場としました。

 

高台にある西教寺境内からの展望です。


 

本堂のある高台へ。
 

明智光秀一族の墓
西教寺と明智光秀

 元亀2年(1571)織田信長の比叡山焼き討ちの際、当寺も災禍を被りました。その直後に築かれた坂本城の城主となったのが明智光秀でした。光秀は西教寺の檀徒となり、復興に大きく力を注ぎました。総門は坂本城城門を移築したもので、鐘楼堂の鐘は陣鐘です。天正10年にこの世を去った光秀は6年前に亡くなった内室熙子や一族の墓とともに祠られています。

 

左端は本堂です(江戸時代 重文)。その右横は鐘楼堂(坂本城の陣鐘)
西教寺の紅葉ははもう少し先の感じでした。




坂本駅近くにある人気のお店、鶴喜そばの前を通って松ノ馬場駅へ向かう。

 今日は午後からの坂本の紅葉散策でした。西教寺からの帰りは京阪「坂本駅」の一つ先の「松ノ馬場駅」までのんびり歩きをしました。