JR「駅からはじまるハイキング」50コースのマップを入手、さっそく近場からスタートしました。
2003・3・10 小雪混じりの寒い日、午後から出発しました。山科駅での湖西線連絡も悪く、比叡山坂本駅に着いたのは1時半になってしまいました。改札口でスタンプカードをわたすと若いお姉さんがニッコリ笑ってスタンプを押して送り出してくれました(^_^)。
マップの道案内はかなり詳しく書き込まれていて初めてでも迷うことはない。おすすめスポットガイドみながら西教寺へ向かって少し勾配のある道を行く。
Q比叡山坂本コース
比叡山・門前町を歩くJR比叡山坂本駅からの周遊コース
約8.8km 約2時間35分(見学時間は含んでいません)・・・JR資料より

安養院の庭と紅梅
坂本の地名が示すように、比叡山の麓でゆるやかな坂道になっている。約2kmほどの歩きで西教寺に着く、手前の安養院の門越しに濃い色の紅梅が目を引く。ちょっとお庭を見学させてもらいました。
西教寺の総門(坂本城遺構)
この総門は天正年間に坂本城主明智光秀が、坂本城門を移築したと伝えられているもの(昭和53年修理)

後方の雪のある山は比叡山
西教寺:天台宗の総本山。織田信長による比叡山焼き討ち後の復興に尽力した明智光秀の菩提寺。
総門を入ると広いまっすぐな道が勅旨門までつづく、その両側に地方の宿坊がある。宿坊にも坂本を特徴づける穴太衆積み(あのうづみ)の石垣がみられる(右の写真)。
比叡山に住む猿が西教寺や日吉大社の守り神として崇められいるのが屋根に見られる。いろんな格好の猿がありこれを見るのも楽しいよ。
西教寺は琵琶湖面より120mほどの高台にあり、対岸の三上山(近江富士)や鈴鹿の山々が望める。
荘厳な風格の西教寺の本堂
西教寺から舗装道路を少し歩くと「千体地蔵」の看板ある。そこから右の細い道に入った所に写真のような石物群がある。
道から少し上方へ入ると棚田がある。
やがて森の中に入る。日吉古墳群の看板(立ち入り禁止)が目につく。いつのまにか日吉大社の東宮横にでました。
東宮(日吉大社)
コースは日吉大社を過ぎてケーブル坂本駅経由で「日吉東照宮」へと続く。
有名な本家・鶴喜そば
日吉東照宮からまっすぐ下り、滋賀院門跡の境内を抜けて、280年の味と伝統を今も受け継ぐ老舗の「鶴喜そば」のある作り道を歩く。
ハイキングマップでは京阪電車の松ノ馬場駅へ左折して湖岸を歩いて出発点のJR比叡山坂本駅に帰るが、穴太(あのう)方面に興味がありコース変更したが、けっきょくひとつ先の穴太駅から電車に乗り帰宅してしまいました(^_^)。


初めて訪問した西教寺の広い境内と建物とはとても気に入りました。明智光秀とゆかりがあるのもはじめてしりました。