明智光秀の幻の城「坂本城」
2024年2月10日(土)

 明智光秀の「幻の城」坂本城跡から石垣発見:戦国武将・明智光秀が琵琶湖岸に築いた坂本城跡(大津市)から、高さ約1メートルの石垣が長さ約30メートルにわたり見つかった。外堀の石垣とみられる。坂本城は約15年で廃城となり、外観や範囲を示す絵図や図面が残されておらず「幻の城」と呼ばれていた。規模の解明につながる貴重な手がかりとなる。・・・・という読売新聞の記事を見て、現地説明会会場へ出かけました。

最寄りの駅、京阪「松ノ馬場」駅から徒歩で下坂本三丁目へ。



説明会の会場
 説明会の会場に着いたら、すでに「現地説明会」が始まっていました。係の人に聞くと、今日行われる3回の説明会は定員に達していて、「整理券」を持っていない人は見学できないと断られました。見学したければ、明日、出なおしてJR坂本駅で発行される「整理券」をとってくださいと言われる。私のような整理券をとれなかった人は大勢いて、せっかく来たのに、出なおせとはと不満が爆発していました。


せっかくここまで来たので、ここから5~6分の琵琶湖岸にある「坂本城址公園」へ行ってみよう。 
  

坂本城址公園にある説明板と明智光秀公の石造

 現地におられたボランティアガイドさんから、明智光秀公のことや坂本城の話を聞かせてもらいました。坂本の町が二つあって、上の町は比叡山延暦寺の門前町、下坂本は港がある商業の町として栄えたと話してくれました。
 

光秀公の石造横の説明板です。(部分)
 図の緑色のエリアが幻の坂本城です。図をクリックすると拡大します。
 坂本城址公園で、集まっていた方から、整理券がなくても「現地説明会」が終了した3:30以降に見学だけはできるという情報を得ました。 ラッキー 3時間、スケッチ散策しながら頑張って時間つぶしをしよう。
 



対岸の湖南には近江富士、湖上には観光船が・・・・。
浜を散策してスケッチを一枚描きました。  


   
坂本城址公園の浜
 右の写真に見えているのは日吉大社の「七本柳鳥居」です。日吉大社の4月の「山王祭」で、神輿が御座船で琵琶湖上を渡る「船渡御」が行われます。少し変わった形をしています。日吉大社の鳥居に始まる「山王鳥居」です。


坂本城址公園から5分ほどのところに浜辺に残る坂本城の石垣を見に行きましたが・・・。

 

  以前から知られている琵琶湖の浜に残る坂本城の石積みを見にいったが、湖面が回復していて、はっきりとわからない状態でした。
 

縄が貼ってあるところらしいが・・・
 


やっと午後3時になった、ぼつぼつ石垣発掘現場へもどろう。現地へ着いたら、整理券ゲットできなかった方々が大勢集まってきている。 3:45 やっと発掘現場見学だ。 


 


 

長さ30mの外堀の石垣

 

長さ30mの外堀の石垣を角度を変えて撮影しました。


 


 

発掘された品

説明がないので見るだけなのが残念

 
辛抱強く待ったかいがあって見学できて、よかったです。