青春18切符
第3日目 日御碕から出雲大社へ
2007・7・27
駆け足の旅も今日が最終日、出雲市駅11時49分発が各駅停車で帰宅するためのタイムリミット。ということで余裕時間は午前中のみ。7時40分発の出雲大社経由日御碕行のバスに乗り込む。所要時間45分なのでゆっくり日御碕灯台をスケッチできるか心配だなあ・・・。 出雲大社を過ぎるときれいな日本海の海岸線をバスは走る。 バスの窓から日御碕(一番奥の岬)が見えてきました。 バスの終点で帰りの時刻をチェック(9時40分発とある)する。余裕は約一時間半、すぐに散策に出かける。バス停からすぐに日御碕神社がある。 |
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日御碕神社(国の重要文化財) 出雲国風土記、延喜式にも登場する古社 祭神は日沈宮(ひしずみのみや)下の宮に「天照大神」、 神の宮(かんのみや)上の宮に「スサノオノミコト」が祀られている。 お参りをすませて先を急ぐ、 神社からすぐに海岸に出る。そこは日御碕港だ。 |
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日御碕港にあるウミネコの住む経島(ふみじま) |
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日御碕港 写真の右端から経島につづく |
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日御碕灯台 F6のスケッチブックを二枚続きでしっかり描いたためバスの時間が迫ってくる。 |
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日御碕灯台 |
日御碕灯台 1903(明治36)年4月1日に完成。 地上からの高さは43.65mです。 明るさは48万カンデラで 光到達距離は39kmです。 |
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日御碕の岩石 日御碕は、今から2〜3千万年以前に噴出した流紋岩の溶岩からできています。この溶岩の切り口は不規則な五角形あるいは六角形をした柱状の割れ目(柱状節理)がよく発達しています。この岩石は、節理面に沿って崩壊しやすく、波浪の影響を受ける場所では、そのあとに幾何学的な断崖地形を残します。日御碕の景観は、このような節理とそれによって生ずる断崖地形にある。 日御碕の地形 日御碕一帯は標高20〜40m程度のやや平坦な面が広がっている。これは海岸段丘と呼ばれるもので海面がこの高さまで上昇していた時期があったことを意味する。 |
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出発時間ぎりぎりにバス停に着く。乗り込むとバスはすぐ出発する。間に合ってよかった・・・ さあ、いよいよ神話の国出雲の象徴・出雲大社だ。ここもバス停から数分の歩きで出雲大社の拝殿に着く。残された時間は1時間、11時には出雲市行きのバスに乗らなければならない。それでも何とかスケッチしなければ来た甲斐がない(*^_^*)。 |
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出雲大社 この大注連縄は5トンもあるとか・・・・ 参拝者が小さく見えています。 |
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ちょうど拝殿での御神楽が奉納されていました。 何でもスケッチ・・・です。 |
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出雲大社の拝殿 この拝殿の後ろに本殿があります。 縁結びの神として親しまれている大国主命を祀る日本でも有数の神社。残念ながら立派な松並木の参道は時間がなくて歩けない。 出雲大社の参拝の仕方は「二拝四拍手一拝」と変わっている。そばで説明していたツアーガイドさんは四拍手は「 し・あ・わ・せ 」とかなんとか言っていた(*^_^*)。 |
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出雲大社の本殿 ここまで描いて時間切れ左のページに拝殿を描きたかったのに… |
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バスの後窓から日本一大きいといわれる出雲大社の大鳥居をパチリ! |
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出雲の割りこそば 20分ほどあったので、あわてて出雲市駅構内の食堂で腹ごしらえ(*^_^*)する。予定通り11時49分発の快速「アクアライナー」に乗り込むことができました。この電車をはずすと伯備線の連絡がなく、今日中に帰れなくなってしまいます。よかった! |
米子駅で乗り換え 1時間ほどで米子駅に着く。この派手なプラットホーム看板とカラフルなジーゼルカーは境港線です。 |
新見行き普通電車は30分の待ち合わせ。気持のよい風に吹かれながら米子駅のプラットホームをスケッチする。スケッチは暇つぶしにもってこいです(^_^;)。 |
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伯耆大山 新見行きに乗り込み米子駅を出発すると間もなく伯耆大山が見えてくる。電車の窓から撮ったがちょっと距離がありすぎるのと霞んでいて鮮明に見えない。大山は約40年前に会社の仲間たちと登ったことがあるが、どんな山だったのかほとんど覚えていない(^_^;)。 |
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山間部に入っていき窓外も見るところがない。またまた退屈しのぎにスケッチさせてもらいました。 JR新見駅 岡山方面行の電車待ちにまた30分ある。 ちょっと改札を出てみる。ごく近くに高梁川が流れている。この高瀬川から新見駅を写す。 |
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高瀬川の橋の上から新見市内の風景をスケッチ この後は、15時40分発の備前片上壱岐の普通列車に乗って岡山へ。姫路行きは1分の連絡、横のホームからすぐに出発する。姫路でも連絡がよく新快速に乗ることができて、予定していたより早めの21時に無事守山駅に帰りつきました。 |