地元再発見
下之郷遺跡公園
しものごう いせきこうえん
(滋賀県守山市下之郷一丁目12-8)
2017・12・24

  車の点検でトヨタのディーラーへ行きました。点検時間が1.5時間もかかるというので、近くを散策することにしました。犬も歩けばなんとやら・・・、住み慣れた街にもこんな身近に再発見があるのですね。


  

 トヨタのディーラーから数分歩くと、この小川沿いの散歩道がある。何度か歩いている道ですがスケッチするのは初めてです。描いてから小川に沿って成人病センター方向へ。その傍に小公園があるが絵にはしにくい。描きたいところも見つからないので、以前に何度か行ったことのある弥生時代の環濠跡が再現されている下之郷遺跡に立ち寄ってみよう。
 

下之郷遺跡の環濠
 下之郷遺跡は住宅に囲まれたところにあります。都市計画の道路を作るときに発掘された弥生時代の大環濠集落の跡です。上の写真のような集落を取巻いていた3条の環濠の一部が保存されています。

 

上の写真と逆から見た環濠です。



 環濠の傍を見ると、以前にはなかった発掘現場のような土地がありそこに大きなテントが建っている。さらにその後ろ側には住宅とは違う建物が立っている。何だろうと近づいて裏側から建物内に入りました。建物内には環濠の原寸大の環濠モデルがありました。(写真下)
 館内にいた職員のような方に、ここは何の施設ですか?と尋ねると、”この建物は7年前に建てられた「下之郷遺跡公園」の施設です。”との返事が返ってきました。


実物大の環濠モデル

  まずはここに腰掛けて正面のディスプレイを見てくださいと案内される。すぐにVTRがスタート、下之郷遺跡の説明がはじまる。 東西約330メートル、南北約260メートル、面積はおよそ7ヘクタールの弥生時代の環濠集落で、滋賀県最大、全国でも屈指の規模を誇る。 集落を巡る環濠からは土器に加えて多数の木器や石器などが出土し、当時の暮らしの様子がわかる。平成14年3月19日に国史跡に指定され、遺跡の保存が図られています。
   


発掘された土器や道具類などが展示されていました。 
   
いろいろ下之郷遺跡についての資料・パンフレットもそろっていました。
 
 

下之郷史跡公園の正面玄関です。
 


下之郷史跡公園のことは下記のページをクリックしてご覧ください。

・国史跡 下之郷遺跡