鎌刃城跡国史跡指定記念イベントに参加

2005・5・29



       「鎌刃城跡国史跡指定記念・歴史鼎談と大茶会

  ・日時  平成17年5月29日(日)
  ・場所  鎌刃城跡現地
  ・内容  歴史鼎談 「徹底検証 鎌刃城跡 「城主堀氏の性格と城郭構造を読み解く」
             パネラー       太田浩司(市立長浜城歴史博物館)
                          高田 徹(城郭談話会)
             コーディネーター  中井 均(米原市教育委員会)
        
        ・・・・イベントの情報をまつしさんからもらって参加してきました。

 集合が10時といういうので鳥居本駅から中山道を歩いて行くことにする。この道は前々回、雨に降られて歩いたコースです。JR彦根駅で近江鉄道に乗り換え、佐和山(城跡がある)トンネルを越えたらすぐに鳥居本駅です。



近江鉄道の鳥居本駅と電車



無人の鳥居本駅舎



赤玉神教丸の有川薬局



中山道・鳥居本宿の町並み

往時には二つの特産品、道中合羽と赤玉神教丸で知られた宿場


・・・・ 今日であった草花です ・・・



摺針峠望湖堂の石碑


摺針峠
鳥居本宿を出たところにある分岐で右に折れて摺針峠へ登っていきます。
「中山道第一之景地也」の見晴らしよい茶屋のある峠だったといわれているが、いまでは茶屋はなさそう。石碑にあった望湖堂というのも分かりませんでした。見晴らしも下の写真程度でした。


摺針峠からの眺め



鎌刃城跡のある山
摺針峠を越えて少し下ったところにある分岐の道標(石柱)をみて左折、名神高速と平行した中山道で西番場に入る。





出発までにはまだ30分もある。民家の間から見える山の風景をスケッチして時間待ちをしました。



西番場公民館前で参加者登録して軍手、絵葉書、資料を受け取る(参加費は無料)


山道は教育委員会の人が案内してくれました。



1時間足らずの登りで鎌刃城跡の大堀切につく、ここを登ったところに廓跡があります。



城跡からの展望中央に見えるのは石田三成の佐和山城があった佐和山。



廓跡での説明風景



本丸への虎口



第2部の歴史鼎談「徹底検証:鎌刃城跡「城主堀氏の性格と城郭構造を読み解く」がはじまるまで1時間もあるので、鎌刃城の「水の手」を見に行きました。



菜種川にある「青龍の滝」

鎌刃城の「水の手」と伝えられる石樋を残す滝。






本丸跡での鼎談風景
 右が本日の先生たちです。陣幕には番場の土肥氏(三つ巴)と鎌刃城主であった堀氏の家紋が見えます。大田・高田両先生と発掘担当されたコーディネーター中井先生のお話は大変興味深く、城跡の雰囲気もあいまって戦国のロマンに浸ることが出来ました。
話や雰囲気に引き込まれて5時間もの長時間いたのにあっという間のようでした。





鎌刃城跡のあった米原市番場の標高384mの山(写真中央の低山)
中山道「番場の宿」を後にして米原駅に向かう途中から写す。