(余呉町と木之本町の境界にある標高422mの低山)
2010・1・10
今年初めての第二日曜写生会は余呉でした。雪景色を描きたくて喜んで参加しました。・・・が、しかしである。集合時間の1時間前に行ってスケッチポイント探して雪の余呉湖をうろうろしていたら、偶然「賤ガ岳」へ登るという京都からこられた4人のメンバーに出会いました。今回はめづらしくイーゼル・イス・F10ブロックタイプの用紙などを揃えたスケッチ重装備でしたが、”一緒に登りませんか?”のお誘いにスケッチ忘れて同行させてもらいました(^_^;)。腰ぐらいまで雪に埋もれ、足手まといになりながらも励まされてなんとか賤ガ岳頂上へ登ることが出来ました。 |
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雪の米原駅で北陸線を走る特急待ち |
9:20 近江塩津行きの新快速を入れて写真を撮ろうと思ったのに
、もたもたしていてたらシャッターチャンスを逃しました。 |
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積雪は40cmらしいが、道路はきれいに雪かきされている。 |
余呉湖畔ではワカサギ釣りの人で賑わっている。 |
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10:00 スケッチポイント探して歩いていたら、賤ヶ岳の登山口探して歩いている男性一人女性3人のパーティに出合う。”一緒に登りませんか?”との誘いを受けて、スケッチ忘れて急遽雪山登山モードに・・・しかし、ウオーキングシューズにショートスパッツと登山用の防寒着でしたが、ズボンはジーパンというスタイル。行ける所までつい行くことにする。低山歩き大好き人間でもまさか単独でリスクの高い雪山は歩けない。ラッキーな出会いに感謝。 |
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集落に入っていくとすぐに左手に登山口の道標がある。
朱塗りの小さな鳥居と社に続いて鐘撞堂がある。さっそく足が雪にめり込こんで歩きづらい
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男性は雪道用のスノーシュー、女性三人は簡易アイゼンを着けている。私は何も用意していない。その差は大きい。とくにスノーシューの威力のすごいことをすぐに実感することになる・・・
左の地図とルートは同行メンバーの方にいただいたものです。 |
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歩き始めは先導したが・・・すぐにおいていかれる。この状態は頂上、そしてゴールの国民宿舎まで変わらなかった(^_^;)
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歩き始めて40分が経過、木々の間から余呉湖が見えてくる。もう汗びっしょり、ここでセーターを脱ぐ。ついでにスケッチ仲間にスケッチやめて山登りしていることを連絡する。いつも思いつきで行き先を変更するのは知られているので、またかと全然驚かない(^.^)。
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10:43 余呉湖畔からの「賤ヶ岳合戦跡めぐり遊歩道」と合流。ズボズボと足がめり込む雪道でここまででもかなり疲れたというのに賤ヶ岳へはまだ2.9kmとある。 |
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11:20 賤ヶ岳への道からそれてちょっと登ると大岩山にある中川清秀(豊臣秀吉方の武将)の墓へ・・・柴田勝家方の武将「佐久間盛政」の奇襲にあい奮戦したが、ここ大岩山で全滅したという賤ヶ岳合戦跡だ。 |
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11:35 首洗いの池
ここで賤ヶ岳へのまだ中間点、あと2.3km ふ〜(ーー;)
ここより50m下りたところに水の湧き出る池があり、中川清秀の遺体は当時土民たちにより、谷に下ろして芝で覆い隠し守られたと伝えられるが、その時ここで首を洗ったという。 |
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11:44 木之本町への分岐を通過
ここから40分ほど樹林の坂道を登ってもう頂上かと思ったら、まだ1Kmの表示が、膝までめり込む雪道で結構バテバテ・・・小休止して雪上コーヒーブレイク
することになる。飴やチョコレートミカンそれに熱ったかいコーヒ-、いただいてばかりです。 |
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12:30 メンバーの一人が食事を予約している国民宿舎へ電話を入れ、到着が遅れると連絡する。ここから頂上までまだ40分はかかるとの返事に私はがくっとする(ーー;)。だがここからエスケープする道はないという・・・
やっと頂上が近づいたが、ここから急登だ。もう息が上がっている私を見てスノーシューをかしてくれる。このおかげで何とか頂上に立つことが出来ました。感謝(13:40頂上) |
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尾根つづきの山の先端は山本山。春から秋にかけては快適な縦走コースになります。 |
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頂上での記念スナップ |
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見渡すかぎりの真っ白な世界だ。頂上からの展望は素晴らしい。 |
頂上からの余呉湖の展望
じっとすると寒いし、疲れているのすぐに国民宿舎目指して下山する。
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峠道の余呉湖賤ヶ岳山本山遊歩道の看板も半分雪に埋もれている。左へ下れば琵琶湖の飯浦、右に下ると余呉湖荘だ(0.8km)。 |
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ボタン鍋が待っている。ここから歩きやすい道になりスピードが上がる。予約で一杯といっていたレストランも客は少ない。 |
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午後3時前に国民宿舎「余呉湖荘に着く。
さっそくボタン鍋がはじまる。追加注文できないのでづうづうしくも割り込んでご馳走になる。とてもとても美味しかったです。なんというラッキーな出合いにありがとう。 |
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食事をいただいた後、余呉駅まで歩く元気がなくて余呉湖荘の送迎バスに同乗させてもらいました。車で帰るという親切なメンバーとは余呉湖観光館の駐車場でお別れして私はJR余呉駅へ。 |
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余呉湖の雪景色
スケッチ会のメンバーに顔向けできないので電車待ちの間に早描きで余呉の冬風景を描きました。
充実した素晴らしい雪国の一日でした。
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