大王埼燈台をスケッチ

2005・5・22


 「絵かきの町・大王」というパンフレットに誘われて、三重県志摩郡大王町波切へスケッチに行ってきました。ゆっくり一日を過ごすつもりでしたが、天気予報がはずれて朝から小雨がぱらつく。一気に大王埼燈台のある風景を4枚を描きました。雨も本降りになってきたので早々に退散しました。












大王崎燈台の上からの眺め




灯台のあるこの一帯は「城山」という地名で、ここに貞治初年(1362年)九鬼隆良が砦を築き、嘉隆に至るニ百有余年間九鬼氏代々が在城しました。












大王崎燈台の上からの眺め


燈台内のメカニック


大王崎燈台

位置  北緯  34度16分34秒 光達距離 白 18.5海里 
東経 136度53分58秒 赤 16.5海里 

水面上から灯火まで46メートル

 灯台に鉄筋コンクリート構造をとりいれられたのは、明治45年建設の清水灯台(静岡県)が最初です。それまでは無筋のものが多く、関東大震災を契機として鉄筋コンクリート造に転換がはかられたものの殆どが角型でした。しかし大王埼灯台は円形となっている事と、短期間に建造している事から、鉄筋コンクリートの建築技術がこの頃飛躍的に進歩したことがうかがわれます。(説明板より)