独鈷抛山 千手寺 をスケッチしてきました。
(とこなげさん せんじゅじ

2004/6/15



本堂横の小さなお堂と巨木をスケッチしました。


千手寺正面の階段と山門



境内から山門を通しての展望
 現在は臨済宗妙心寺派に属し「とこなげ山」あるいは「眼病」に霊験あらたかな寺として親しまれています。
 
 寺伝によると大同二年(807年)弘法大師の開創といわれ、大師が唐より帰国の海上で本国に向かい「独鈷(とっこ)」を天に投げ、帰国後その行方を奈良の春日神社にうかがい「丹波国佐伯の庄山内村の北峰娑婆山の松の枝にかかっている」との神託により、白鹿に導かれて、この地に来られたということです。


 以来この地を「鹿谷(ろくや)」 山号を「独鈷抛山(とこなげさん)」十一面千手観音(大師一刀三礼の作)を安置するので「千手寺(せんじゅじ)」といいます。


 当寺は創建後藤原時代に焼失し禅宗の止菴和尚が復興し真言宗から禅宗に移りました。その後、天正五年(1577年)にも兵火にかかり、妙心寺の禅岩和尚が再興して妙心寺派に属するようになりました。

山麓から湧き出る水は「香水(こうずい)」と呼ばれ、眼病に効くといわれています。

毎年4月17日と7月17日には「千日詣り」の法要を行います。

所在地:〒621−0037 京都府亀岡市ひえ田野町鹿谷大タワ7
(独鈷抛山のHPより転載させて頂きました)


千手寺の本堂