疏水散歩から南禅寺へ

2004・11・4


 今日もいい天気、山科の疏水を散策&スケッチしてから、歩いて南禅寺まで出てそれから京都四条河原町の高島屋で開催されている「京都新聞チャリティ美術作品展」を見くことにする。

 JR山科駅で下車、何度も歩いている毘沙門天からのコースを歩くつもりでまず疏水に向かう。そこで犬を連れて散歩されていた方に疏水沿いに歩いて京都市内に行けるかと聞いたら、途中から山道に入って南禅寺に行けると教えてもらえました。親切にも散歩がてらその入り口まで案内してくれました。



ちょっと色づいた疏水脇の道、なかなかいい雰囲気でしょう
案内してくださった方と犬君(右の写真)にここでお別れ。



紅葉がはじまった疏水の風景をスケッチしました。
スケッチをしたところから右手の鬱蒼とした山道へと入って行く。
沢筋をどんどん歩いて行くと、やがて登りになり峠に出る。五つ辻だ。ここで出会う京都一周トレイル東山ルートは大文字山に向かうが、私は南禅寺へ向かうため峠を越し直進して下っていく。

やがて下の写真の修験場に着く。もう南禅寺の境内だ。

修験場の駒ヶ滝



滝の前にある駒大僧正厨子宝殿


最勝院
 駒ヶ滝最勝院一帯の山峡は古く鎌倉時代より「神仙佳境」と呼ばれ、最勝院駒道智大僧正の霊地として知られている。
駒道智大僧正は七百数十年前、摂政関白九条家の子に生まれ、幼くして比叡山に登り仏道修行の道に入り天台密教の深奥を極めた人。後に三井寺の管長、さらに当時天台密教の寺であった禅林寺に、晩年この駒ヶ滝最勝寺の地に隠棲された。


南禅寺境内の疏水
ここは写真やスケッチする人たちに人気があります。今日もあちこちでスケッチをしていました。

南禅寺の山門
山門横の紅葉
ウイークデイでも京都はいつも観光客でにぎわっている。
南禅寺から四条河原町まで歩いて高島屋で開催されている「京都新聞チャリティ美術作品展」を見に行く。
陶器、書、日本画、洋画とたくさんの出展があり、大勢の人で賑わっていました。このイベントを知ったのは今朝見た「北比良の里通信」さんのHPでした。絵をこのイベントに毎年出展されているとのこと・・・もちろんその作品「湖北の秋マキノ」も見せてもらいました。
私もはじめたばかりのパステル画も頑張らなくては・・・