第7回琵琶湖一周カメラウオーク
琵琶湖一周カメラウオーク
(2005年4月10日)



 前回のゴールは大浦を過ぎてJR永原駅の先、国道303号線の西浅井パーキングエリアでした。今回の出発点はバスで大浦の先まで行き、葛籠尾崎の菅浦から朝日山に登って竹生島を見るというコースでした。この後バスでマキノの知内浜へ向かい、そこから海津大崎の桜見物を湖上遊覧するというオプションつきでした。


今回のルートです


スタート地点、心配していたお天気は晴れ、湖面を渡る風が気持ちいい。しかし残念ながら桜はチラホラ咲はじめたところでした。


葛籠尾崎の菅浦目指して湖岸沿いの舗装路を歩く。昨年の台風で工事中だった奥琵琶湖パークウエイも開通していたため車が多い。



菅浦の集落が望める休憩エリア



途中から舗装路から離れて湖岸に遊歩道が整備してある。


沢山あるソメイヨシノは咲きはじめたところですが、数は少ないが山手にある山桜が満開でした。

 地形的に山と琵琶湖に遮られた菅浦は陸路が整備されるまでは交通手段は船に頼るしかなく、陸の孤島や隠れ里と呼ばれていた。

 集落の東西の入り口に四本の足を持つ古い建物がある。その形態から四足門と呼ばれ、集落の内と外を区別する境界となっている。

 お昼の弁当を食べながら菅浦の西の四足門をスケッチしました。この右横には須賀神社があります。祭神は第47代淳仁天皇。奈良の皇居の修復中の仮の宮として造成した「保良(ぼら)の宮」がこの神社の地であったと伝えられています。この間(3年間)淳仁天皇が菅浦におられたという・・・



時間があれば集落もスケッチしたかった



菅浦港:小さな漁船ではちょうど小えびの水揚げがされていました。


菅浦で一番早く咲くといわれるこの桜がちょうど満開でした。花見はこれからですね・・・




菅浦の集落から葛籠尾崎へ。この道は岬の途中までで、そこから朝日山に登るルートがあります。ちなみに葛籠尾崎を周遊する道はありません。


植林帯のジグザグ急坂道を登ると歩き易い尾根道に出会う。




この坂道で咲いていた春欄
このほかショウジョウバカマはあちこちで咲いていました。



尾根道はプロムナード



四等三角点のある朝日山の頂上からは竹生島が間近に望めます。

ここから30分ほどでつづらお崎パーキングエリやに着きました。今回はここがゴールです。ここからも琵琶湖が展望できます。