福寿草の咲く鈴鹿の鈴ヶ岳へ
標高:鈴ヶ岳(1130m)・鈴北岳(1180m)
滋賀県犬上郡多賀町大君ケ畑
(2016・3・27)

 山友達のトウドウさんから福寿草を見に行こうと誘われて鈴鹿山系の鈴ヶ岳と鈴北岳へ出かけました。心配していたお天気も快晴の朝を迎えました。




早朝の守山8号線朝焼け空と近江富士
 早朝6時前に自宅を車で出発、待ち合わせの多賀のコンビニへ向かう。国道8号線を一路彦根へ、日曜なのか車は少なくスムーズに走行、多賀大社のある多賀町に約1時間ほどで到着。


多賀大社の通り
 集合時間は午前8時、時間待ちに強烈に冷え込んでいる早朝の多賀の町並を散策して、多賀大社(写真右側)にもお参りすることができました。


二分咲きの枝垂桜と多賀大社の山門
奥に見えているのは本殿です。



 
8:35 鈴ヶ岳登山口着
 コンビニで集合した今日の登山メンバーは私を含めて4人、3台の車で国道306を走り大君ケ畑の登山口に着く。帰りに舗装路歩きをしなくてよいように、一台を約3km先の鞍掛橋(下山口)へ車を置きに行く。その先、県境の鞍掛峠へは通行止めになっている。


登山道に入ると、すぐに急登がはじまる。


鈴鹿の山らしいカレンフェルトが点在している。
 

9:50 やっと樹林帯を抜ける。
 急さkの連続で私は息が上がって遅れがち。ここは展望も素晴らしい。さっそく黄色の鮮やかな福寿草が迎えてくれました。ここで花や景色を眺めながら小休止。
 

ラッキー、見事に開花している福寿草に会えました。
  

福寿草があちこちに咲いている。



 

鈴鹿山系の東端になる霊仙山
斜面に腰掛けて見る真東の風景です。日本百名山の伊吹山は霊仙影になり見えない。
それにしても雲一つない素晴らしい天気になりました。





小休止するメンバー
カレンフェルトと呼ばれる石灰岩の石塔に腰掛けて・・・
 
10:05 さあ出発だ。


 

こんな石灰岩のゴロゴロしている歩きにくい登りがつづく。
 

10:35 やっと前方に鈴ヶ岳が見えてきた。


11:00 素晴らしい滋賀県がをの展望が見える。
ポーズを決めているのはリーダーのトウドウさんです。


やっとフラットな場所に登り着く。ホッ!(^^)
二子山みたいに重なって見える鈴ヶ岳と鈴北岳です。
   
  緩やかな草原みたいな場所を行く、とても気持ちが良い。


11:40 目前に鈴ヶ岳が見えてくる。
 ここを鞍部まで一旦下っていく。


ミノガ峠
この急登を登ると鈴ヶ岳頂上だ。
   
 頂上直下はあちこちに黄色の花が咲いている。再び福寿草が向かえてくれる。 
   
12:30  やっと鈴ヶ岳頂上に着く。逆方向から登ってきた大阪から来たという女性たち記念撮影(^^;)



 

頂上からの下り急斜面に沢山の福寿草が咲いていました。



 下山の予定コースは、鈴ヶ岳から急斜面を下ったこの鞍部から、御池谷道を鞍掛橋へ下る予定でした。・・・が、ここで出会ったご夫婦の登山者から、この道は荒れていて通れないとの情報を得る。でも、昨日ネットでダウンロードした国土地理院の地図にははっきりした道が記載されているというと、国土地理院の地図は古い道もそのまま放置されているという。最新版の山地図にはこの道が表示されていないと、その地図を見せてくれました。どおりで、この地点に「御池谷」道の道標がないことからも納得する。お二人にお礼を言って別れ、鈴北岳頂上から下る道をとることにしました。



  

鈴北岳の登りから振り返って見た鈴ヶ岳です。
写真右端からの急な稜線を登ってきたんだなあ。
仲間が休憩しているのを追い越して、先に鈴北岳に向かう。



 

左の丸坊主みたいな所が鈴北岳の頂上(標高 1182m)です。
中央のなだらかな山が鈴鹿山系の最高峰の御池岳(1241m)と、その隣が丸山(1243m)です。
右手前が日本庭園です。


 

鈴北岳頂上
頂上にいる人が小さく見えています。
 

鈴北岳頂上から近くに見える御池岳
後方の山はやはり福寿草で人気の藤原岳です。



 

ところどころに残雪がある日本庭園





鈴北岳頂上からの下山路
ドリーネの中にも残雪が 見えています。


見晴らしのよい草原みたいな道を下っていく。
 

通行止めになっている鞍掛峠への道(R306)が見えてきた。
 

足が滑る急坂を下ると鉄塔の立つ開けた場所に着く。
 

右の急斜面を下ってきて、林道に降り立ったところです。
 

土砂で荒れた犬上川(伊勢谷)横の林道を下る。


車をデポした鞍掛橋が見えてきました。


15:06 今日のゴールに無事着きました。





今日歩いた登山ルートです。




( 参 考 )

---- 過去の鈴鹿山系山行報告 ----

・鈴鹿の藤原岳へ福寿草を見に藤原岳へ 2002.3.21

・カタクリ訪ねて鈴鹿へ 2001.4.21

・カタクリ見物の鈴鹿御池・藤原 1997.5.2