京都の紅葉名所
高雄・栂尾・栂尾
たかお・まきお・つがお
2008・11・25

絵友達の先生の水彩画個展を見に京都へ。どこか紅葉散策&スケッチしようと早めに出かけました。いつものごとく今回も行き先は途中で決める。京都駅を出たらすぐにJRのバス停があり、臨時のキップ売り場ができていました。紅葉の名所高雄とある。タイミングよく高雄行きのバスが来たので往復割引切符を買ってとび乗る。
約50分で終点の栂尾に着く。バス停周辺はもう紅葉いっぱい、人いっぱい(@_@;)



愛宕山の麓の清滝から川に沿って高尾まで歩いたことは何度かあるが、神護寺は初めてです。もちろん槙尾、栂尾も初めての訪問でした。この三寺は京都の紅葉の名所で三尾(高尾・槙尾・栂尾)といわれいます。




栂尾山・高山寺(つがおやま・こうざんじ)の裏参道から振り返ってバス停を見る。





高山寺の開山堂(明恵上人)

高山寺は紅葉の名所三尾(高尾・槙尾・栂尾)の北のはずれにあり、清滝川をはさむ境内は、老杉や巨松や老楓でおおわれ、自然の佳景をなし「華厳浄土」にふさわしい寺域である。(世界文化遺産)・・・入山券より抜粋



高山寺の紅葉

次は近くにある槙尾山・西明寺(まきおさん・さいみょうじ)に向かう




高山寺の表参道からバスで来た道(周山街道 162号線)を歩いて一つ手前の栂尾バス停につく。ここから国道と別れて右手、清滝川に向かって下って行く。

西明寺は、古義真言宗に属し槙尾山と号す。高雄(尾)山・神護寺、栂尾山・高山寺とともに三尾の名刹の一つとして知られる。天正年間(824〜834)に弘法大師の高弟智泉大徳が神護寺の別院として創建したのにはじまる。




西明寺の三門



西明寺の境内





西明寺からは清滝川に沿って高雄の神護寺へ向かう


神護寺のはじまり

 平安京造営(794)の最高責任者(造営大夫)であった和気清麿公が、いまの愛宕社の前身、愛宕山白雲寺などとともに建てた愛宕五坊の一つで「高雄山寺」とよばれたが、天長元年(824)、河内の神願寺(清麿公創建)の地が、よごれてた所でふさわしくないという理由から高雄山寺に合併されて、「神護国祚真言寺」と称したのがはじまり
だが、これより先、和気一族は、叡山の最澄(伝教大師)や空海(弘法大師)をこの寺に招いて活躍の場とされたため、時の仏教界に新風を送ることとなり、平安仏教の発祥地となったところです。



清滝川に架かる高雄橋を渡って・・・



すぐに石段の参道になる。


長い石段の参道の中間点にある茶店の周辺は紅葉いっぱいでした。



最後の急石段、寒かったのに山登りで汗が・・・・



やっと高雄・神護寺(たかお・じんごじ)の三門に着く・・・やれやれ(ーー;)






神護寺金堂

境内からまたまた石段が・・・






神護寺金堂



金堂前の石段からの五大堂(手前)と毘沙門堂





境内一番奥にある地蔵院からの清滝川
ここから、かわらけ投げができます。

さすが、京都三尾の名刹(高雄(尾)山・神護寺、栂尾山・高山寺、槙尾山・西明寺)、紅葉真っ盛りでした。