立木山から袴腰山を歩く
立木山(305m) 袴腰山(391m)
2019・1・8
 今年の初歩きは京都の愛宕山の雪道を楽しみました。二回目の低山歩きは近場の大津市の石山へ出かけました。登る山は立木観音さんから立木山頂上へ、そこから隣の袴腰山への縦走です。アプローチはJR石山駅前からバスで南郷へ、そこから北口参道に入って行くコースをとりました。袴腰山へのこの縦走は過去に2度ほどし歩いています。




11:25 立木観音さんへの北口参道へ。


数分で住宅がなくなり、前方に立木山が見えてきます。


 

袴腰山(はかまこしやま)
進行方向の右手に見える袴腰山
(写真右上の場所から)
※遅いスタートなのでスケッチする時間がなく、帰宅して写真から描きました。


 

11:33 田園風景から森林帯の山道に入って行く。
 

11:40袴腰山への道(右)がある分岐を通過。 
 

だんだんと山登り道に・・・・
 

11:50 八合目に着く。登りで汗が・・・ここで上着を脱ぐ。
 ※この八合目:右手から立木山頂上へ登れる道があります。私は頂上から何度かここに下りるコースを歩いています。もうお昼に近いせいか、登って行く人は少ない。お札をもってお参りして下山してくる方にはよく出会いました。
 

八合目から10分ほど歩くと瀬田川が望める場所がある。
 

12:05立木観音さん直下にあるきれいなトイレが見えてくる。
   
12:07 約 45分かかって立木観音さんの境内に着く。ちょうど昼時、お詣りしたあと、お茶のサービスがある休憩所(写真上右)でおにぎり食べて小休止しました。ゆっくりして汗もひいたので立木山山頂めざして出発する。
 

 鐘撞堂の横から山道へ、少し歩くと右手に頂上へ向かう林道がある。あちこち倒木を処理した丸太がある。
 

 10分も歩かないうちに頂上への道と巻道の分岐に着く。久しぶりなので三角点のある頂上へ直進、急登を登る。


 

立木観音さんの境内から15分ほどで立木山の頂上に着きました。
頂上は雑木の中で展望はありません。


 

頂上から下り、巻道と合流して尾根道を進む。

 

 往路登ってきた北口参道と袴腰山への分岐に着く。ここで、左へ袴腰山に向けていったん鞍部まで急降下です。
 

 5分ほど、急な坂道を下りきったところの鞍部に着く。左へ下る道があり、道標には「外畑」とある。直進して登り返して袴腰山へ向かう。
 

鞍部からの急登を約10、展望がある場所に着く。


 

 緩やかな道になるが、倒木が多くなり、跨いだり登り越えたりしながら見晴らし台を目指す。
 

 先ほどの鞍部から登ること約20分、展望が開けた見晴らし台に着く。


 

眼下に瀬田川が流れる見晴台からの展望です。
 写真の後方は霞んでいるが琵琶湖です。瀬田川は南郷洗堰からこの写真の眼下に流れ出てくる川で、最後は淀川に合流して大阪湾に着きます。


 

見晴台からさらに尾根道を行く・・
 

ちょっと下った鞍部にまた分岐(道標)がある。
 鞍部の道標には、右:南郷町、左:外畑町とある。山地図には記載されていない道だ。私はここを数度通過していますが、外畑方面、南郷方面への道はまだ歩いたことがありません。袴腰山へはここを直進して登り返す。


 

13:35 袴腰山の頂上に着く。立木さんの境内からちょうど1時間10分でした。袴腰山の頂上は平坦なこんな雑木林の中です。ここでは写真を撮っただけで通過、下山先の芋谷を目指す。


 

袴腰の頂上を過ぎてもまだこんな雑木林の道はつづく。
 

下山道で見えた西国三十三札所の岩間山が見えてくる。
 

 袴腰山の頂上から下ること約15分で送電線鉄塔に出合う。展望が開け眼下には大きな湖南変電所の設備が見えている。そのすぐ下が下山地の芋谷です。前方の低山は伽藍山です。西国三十三札所の石山寺は、瀬田川のほとり、この伽藍山(標高239m)の麓にあります。
 

 展望箇所からは再び樹林帯の中の道になる。ここからはこんなしっかりとした山道で迷うことはありません。



 

下山道は樹林帯を抜けて再び展望のある緩やかな道になる。
 

ふり返ると台形をした袴腰山が見えている。
 

ちょっと高台にある湖南変電所に着く。この道で芋谷へ。
 

赤線が今日歩いたルートです。
 

14:15 下山地の芋谷に着く。
歩いて来た道をふり返って望む袴腰山です。
立木山から袴腰山へのルートは、低山ですがけっこう歩きいごたえがありますよ。
いいお天気にいい汗をかきました。ここから南郷に出てバスでJR石山駅に無事帰り着きました。