寄り道、迷い道の立木観音参拝
2010・1・13
 今日もよい天気、気軽に登れる立木山へ行こう。石山駅からバスで南郷へ。ここからの立木観音北参道は毎年1月に参拝しているので歩きなれた道です。が、今回は参道途中分岐から初めて歩く袴越山への道を選択・・・これが迷い道のはじまりでした。




南郷バス停前の北参道入り口です。
右の写真はここの立っている石柱です。
立木観音まで二十丁と刻んである。



少し歩くと住宅地を抜け山道になり、右手に袴腰山が見えてくる。


山道はすぐに木々の茂る中へ入っていく。


 バス停から10分ほど歩いたところに袴越山の分岐(左の写真)がある。まだこの道は歩いたことがない、急に歩いてみたくなり右へルート変更・・・ハッキリした谷筋を道なりに進む・・・

  快適に歩いていたが途中から道がなくなる。雑木が繁り落ち葉が厚く堆積して踏み後が見つからない。ケモノ道に迷い込んだようだ。戻って確認すべきだが、もう少し登ると立木山から袴腰山への尾根道があるのは分かっている。に雑木の急坂と格闘して登ると突然見覚えのある尾根道に飛び出しホッとする。立木観音参拝するのは後にしてとりあえず袴腰山を目指す。やがてその一つ手前のピークの見晴台に着く。直進したのに迷い道したおかげで北参道入り口から1時もかかってしまった。北参道歩いて立木山頂上経由してここまでくるのとかわらない時間を使ってしまった。
 写真左の大きなビル二つが並んでいる傍が北参道入り口(南郷バス停)です。すごい雑木林の中を登ったことになりますね。食事するため小休止したが、この見晴台は尾根筋なので風当たりが強くて寒い。昼食後袴腰めざしてルートを探し、何処で道を間違ったかを見つける楽しみが出来た。


 見晴台から下った鞍部に道標があり、正規の袴腰への登山道が見つかる。参道にあった標識が間違っていたのか、袴越しの頂上へ登ってから、戻りに確認しよう。


 左の分岐にあったルート案内板。袴腰案内分岐からの道が書いていない。歩きなれた山だが、横着して地図を持ってこなかったのが間違いだ。何時も後から反省しているが・・・


12:30 展望のない樹林中のの袴腰山に山頂到着。この先芋谷、湖南変電所方面へは以前に下った。今日は間違い道確認のためと立木観音さんお参りのために先ほどの鞍部まで戻ることにする。


 鞍部からの下山道は尾根伝いのハッキリした道で迷うことはなさそうだ。


 やがて送電線の鉄塔がある開けた場所に着く。振り返るといま下ってきた袴越山が望める。案内板のルートはここで尾根道から外れて右へ下る。






 すぐに登り道で通った見覚えのある場所に飛び出した。正規のルートはここの細い木の幹にのプレートに従って樹林の中へ行く。参道から入ってまもなくこの分岐があったが、あまりに道がハッキリしているので気づかず道なりに進んでしまった。上に同じ位置の写真があるが、見方でこんなに違う。比べてみてね。

鉄塔のところで分岐せずに直進する道も確認してみたくなり戻る。
今度飛び出したところも見覚えのある北参道(写真左下)でした。ここはまったく案内板もなく分からない。



車が駐車している広場の右奥が、出てきたところです。
さあ、今日の目的の立木観音さん参拝に行こう。北参道をもう一度登っていくことになります。


袴腰への分岐を今度は曲がらず、ハッキリした歩きやすい参道を道なりに進む。



毎日散歩がわりにお参りしている人なのだろうか
同輩とと思うが軽快な足取りで追い越されました。(^_^;)。



参道8合目にある砂山
左手にあがると湖南アルプが一望できる。



湖南アルプスの展望




眼下を流れる瀬田川(北参道から)




もうすぐ立木観音さんというところで大きな音が・・・
見上げると大型の荷物運搬車が登ってきました。
こんなの何のために何時出来たのだろう。






立木観音
 今日もウイークデイだが多勢の方がお参りにこられていました。私が歩いてきた北参道でお参りする人結構いたが、やはり立木観音へお参りするのは真下の瀬田川河畔から約700段もの急な石段を登ってくる人が圧倒的に多い。境内の茶店で熱いお茶をいただきながら本堂をスケッチする。じっとしていると強烈に寒くなってくる。お参りしてきた道を小走りで下山しました。

正式には「立木山寺」というらしい。

 立木山寺(たちきさんじ)は滋賀県大津市にある浄土宗の寺院。新西国三十三箇所の20番である。寺号は「安養寺」(あんようじ)といい厄除けの寺院として知られる。「立木観音」の通称でも知られており地元では「立木さん」とも呼ばれている。





 案内板に、今日歩いた道を黄線で書いてみました。